おしゃれなオフィスチェア8選|オフィスにマッチする&疲れない椅子の選び方を解説

おしゃれなオフィスチェアを導入することは、企業にもメリットがあります。オフィスチェアの新規導入や入れ替えを検討している場合は、業務に集中できる椅子を選ぶことが大切です。

この記事では、おしゃれなオフィスチェアを採用するメリット、選ぶときのポイント、おすすめのオフィスチェアについて紹介します。デザイン・素材・機能にこだわって、オフィスにマッチする疲れない椅子を選びましょう。

オフィスにおしゃれなオフィスチェアを採用するメリットは?

おしゃれなオフィスチェアを採用すると、働く人のモチベーションアップが期待できます。オフィスを単なる作業の場として捉えるのではなく、「どうすれば気持ちよく働ける空間になるのか」を追求することで、職場環境の改善や生産性の向上なども見込めるでしょう。

オフィスチェアだけをおしゃれにするのではなく、オフィス全体の統一感を意識することも大切です。居心地のいいオフィス空間を目指すならナチュラルテイスト、スタイリッシュなオフィスにしたいならモダンテイストなど、方向性を決めておくと雰囲気にマッチするオフィスチェアが選びやすくなります。ただし、座り心地のよくないオフィスチェアは生産性の低下にもつながるため、機能性もしっかりとチェックすることが重要です。

疲れにくさも重要!おしゃれなオフィスチェアを選ぶときの注目したいポイント

続いて、おしゃれなオフィスチェアを選ぶときに注目したい5つのポイントを紹介します。選ぶポイントを知っておくと、職場の雰囲気にマッチしたオフィスチェアが見つかりやすくなります。デスクワークが中心の職場で、疲れにくさを重視したい場合は、性能にこだわった高機能なオフィスチェアの使用もおすすめです。

1.デザイン

多様化する働き方にあわせて、オフィスデザインの幅も広がっています。スタンダードなオフィスデザインだけでなく、北欧スタイル・ミッドセンチュリー・ブルックリンスタイルなどおしゃれなデザインを取り入れると、オフィス全体が洗練された印象となります。

北欧スタイルの場合は、明るめの色が基本です。木材をベースに、レトロな模様のクッションと組み合わせると北欧テイストを演出できます。ミッドセンチュリーとは、20世紀半ば(1940〜60年代)にブームとなったシンプルでモダンなデザインです。インテリアの系統は北欧スタイルと似ていますが、落ち着いたブラウン・ブラックなどの色味を使うとミッドセンチュリーらしい空間に仕上がります。ブルックリンスタイルは、ヴィンテージとモダンを融合させたデザインです。コンクリート打ちっぱなしの空間に、シンプルでスリムなレザーのオフィスチェアなどがマッチします。

2.カラー

明るい雰囲気にしたいならライトカラー、落ち着いた雰囲気にしたいならダークカラーがマッチします。同一色もしくは類似色で組み合わせていくと、統一感のあるおしゃれなオフィス空間に仕上がります。

2-1.同一色

オフィスは床・天井・壁などのベースカラー、キャビネット・デスク・チェアなどのメインカラーで構成されます。シックなオフィスにしたければ、床のベースカラーとオフィスチェアのメインカラーを、ブラックやホワイトといった同一色にする方法があります。

ナチュラルな雰囲気を求めるなら、キャビネット・デスク・チェアをすべてウッド調のベージュカラーにすると、やわらかいコーディネートとなります。オフィスチェアを選ぶときは、ベースカラーとメインカラーの色系統を考えて、どちらかと同一色になるものを探してみましょう。

2-2.類似色

系統が異なるカラーを使いすぎてしまうと、オフィス全体がごちゃごちゃとした雰囲気になるため、類似色を意識することもポイントです。

明るい雰囲気にしたい場合は、床・天井・壁にホワイトを採用して、類似色であるベージュ、グレー、アイボリーをオフィスチェアに取り入れるのがおすすめです。レッド、イエロー、グリーンなどの鮮やかな色味をアクセントカラーとして加えるときは、オフィス全体の5%前後に留めるようにしましょう。たくさんのオフィスチェアを並べたいときは、アクセントカラーではなく、落ち着いた類似色のほうが空間にマッチします。

3.素材

オフィスチェアに使われる素材には、ファブリック・レザー・メッシュの3種類があります。ここでは、それぞれの特徴と適した使用シーンを紹介します。

3-1.ファブリック

ファブリックとは、コットン・レーヨン・ポリエステル・リネンなど、布製の素材を指します。クッション性が高く座り心地にも優れており、オフィス全体がやわらかい印象となります。北欧スタイルやミッドセンチュリー風のオフィスにしたい場合には、デザインが豊富なファブリックのオフィスチェアがおすすめ。

合成繊維のポリエステルタイプにすると、汚れても簡単にきれいにすることが可能です。カバーが取り外せるタイプを選ぶと、季節やイベントごとにデザインを変えるなど、オフィスインテリアとして楽しむことができます。

3-2.レザー

レザーとは、本革・合成皮革など、革製の素材を指します。ブラウンやブラックなどの落ち着いた色味が多く、高級感を求めるオフィスに向いています。おしゃれなブルックリンスタイルにしたい場合はコンパクトサイズ、社長室など特別な空間に置く場合は重厚感のある大きなサイズなど、用途によって椅子の大きさを変えてみるのもポイントです。

本革はこまめにお手入れをする必要がありますが、長く使い込むことで風合いの変化を楽しめます。手軽さを重視するなら、お手入れが簡単な合成皮革がおすすめです。レザータイプは価格が高いため、リフレッシュルームや待合室など、オフィスの一部に取り入れる方法もあります。

3-3.メッシュ

メッシュとは、網目状に透かしの入った素材です。デスクワークが中心のオフィスで、長時間座っているとムレが気になるような場合には、メッシュタイプが向いています。

オフィスチェアとしても人気の素材で、明るいライトカラー、落ち着いたダークカラー、鮮やかなビビットカラーなどバリエーションも豊富にあります。メッシュ素材のオフィスチェアは、高機能なアイテムも多いので、座り心地や疲れにくさを重視したい人にもおすすめです。

4.背もたれの高さ

背もたれの高さには、ハイバック・ミドルバック・ローバックの3種類があります。ここでは、それぞれの特徴と適した使用シーンを紹介します。疲れにくさを重視したい場合は、背もたれの高さにもこだわりましょう。

 

4-1.ハイバック

ハイバックは、頭までの高さがあるオフィスチェアです。背中の曲線にフィットするような形状なので、背もたれに体重をかけながら作業ができます。

長時間座って仕事をすることの多い、システムエンジニアやデザイナーなどの職種に向いています。背中全体をサポートしてくれるので、肩こりや腰痛持ちの人にもおすすめ。オフィスの広さに余裕があり、デスクワークが中心の仕事内容にはハイバックが最適です。デメリットとしては、圧迫感を感じやすい点が挙げられます。ミドルバック・ローバックと比べると高機能タイプが多く、価格も高い傾向です。

4-2.ミドルバック

ミドルバックは、首あたりまでの高さがあるオフィスチェアです。背中から首にかけてのサポートがあり、背もたれに体重をかけてリラックスすることもできます。

ハイバックと比べると圧迫感は軽減されるので、オフィス全体を見通したい場合にも向いています。ミドルバックは機能性の高いオフィスチェアも多く、選択肢も豊富。ハイバックよりもコンパクトに収まり、ローバックよりも座り心地に優れているミドルバックは、デスクワークと社外での仕事が半々くらいの職種におすすめです。

4-3.ローバック

ローバックは、肩甲骨あたりまでの高さがあるオフィスチェアです。コンパクトなサイズが多く、ミドルバックよりさらに低価格で購入ができます。

デスクにしっかりと収納できるサイズ感なので、オフィス全体をすっきりさせたい場合に向いています。サイズの大きいハイバック・ミドルバックと比べると、オフィス内の動線を確保しやすいところもメリットです。ただし、背もたれが低いので、座り心地はハイバック・ミドルバックよりも劣ります。社外での仕事が中心の営業職など、長時間座ることが少ない職種のオフィスチェアとしておすすめです。

5.プラスαの機能

プラスαの機能として、アームレスト・ランバーサポート・リクライニング・人間工学設計・ロッキング機能の5つを紹介します。機能を増やすと、オフィスチェアのサイズも大きくなるため、バランスを考えながら選んでいきましょう。

オフィスチェアの選び方についてはこちらの記事でも紹介しています。

5-1.アームレスト

アームレストとは、腕や肘を乗せることができる肘かけです。アームレストがあるとデスクワークの息抜きがしやすくなるため、クリエイティブな仕事に向いている機能です。アームレストが付いたオフィスチェアは、肩への負担を軽減する、正しい姿勢で座ることをサポートするといったメリットがあります。

ただし、アームレストが加わった分だけ、オフィスチェアのサイズは大きくなります。デスクとアームレストが当たってしまう可能性もあるため、サイズには注意しましょう。

5-2.ランバーサポート

ランバーサポートとは、背もたれの腰の位置についたクッションです。腰への負担を和らげることができるので、疲れにくくなるというメリットがあります。

ランバーサポートは固定タイプと可動タイプの2種類があります。可動タイプはサポートしたい位置を細かく調整することが可能です。ランバーサポートはメッシュ素材のオフィスチェアで採用されることが多い機能です。

5-3.リクライニング

リクライニングとは、背もたれの角度をレバー操作で調整できる機能です。自動車の座席のように、自分の好みの角度で固定できるので、肩こりや腰痛がある人も快適に作業がしやすくなります。また、リクライニングできる角度はオフィスチェアごとに異なります。フットレスト付きで、体をほぼ横にできるタイプは仮眠用としても使えます。

リクライニングとよく似た機能であるロッキングは、背中の曲線にフィットするように背もたれが倒れる仕組みです。ロッキングでは背もたれの角度を固定することはできないため、角度を細かく調整したい場合にはリクライニングが向いています。

5-4.人間工学設計

人間工学設計とは、腰部分のサポートを高めることで、体への負担を軽減させるデザインです。オフィスチェアでは、正しい姿勢を保つことができるS字形状の背もたれなどが、人間工学に基づいた設計として用いられています。

背もたれの高さがあるほうが人間工学に基づいた設計がしやすいため、ミドルバック・ハイバックで採用されやすい機能です。スタンダードなメッシュ素材のオフィスチェアはもちろん、おしゃれな北欧スタイル・ミッドセンチュリー・ブルックリンスタイルの椅子でも人間工学設計が用いられることが増えており、選択の幅は広がっています。エルゴノミクスチェア、エルゴミクスデザインと呼ばれることもあります。

5-5.ロッキング機能

ロッキング機能とは、軽く体重をかけるだけで背もたれを倒すことができる仕組みです。倒した角度で固定できるリクライニングと違い、ロッキングは背もたれをゆらゆらと揺らすことができます。作業の合間に体を伸ばしたり、姿勢を変えたりしやすく、リラックスに最適。

ロッキングは背もたれだけが動く背もたれロッキングが一般的ですが、背もたれと座面が稼働するシンクロロッキングも人気があります。シンクロロッキング機能が備わったオフィスチェアは高性能なものが多く、価格も高めに設定されています。

おしゃれなオフィスチェア8選

ITOKI / vertebra03

SOGOKAGU / VIST BCS

VITRA / allstar

KOKUYO / FABRE メッシュタイプ

arper / KINESIT MET

ASPLUND / AVRIL CASTER CHAIR

CondeHouse × ACTUS / FOUR

CASINI (カジーニ) / AURA Classic バランスボール

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