1on1ミーティングを行っているものの、もっと効果を実感したい、1on1ミーティング専用のスペースが欲しいと考えている担当者は多いのではないでしょうか。また、オフィスをリニューアルするときや移転のタイミングで、1on1専用のブースを導入しようか検討中の方もいるでしょう。

本記事では、1on1ミーティングを推し進める1on1ブース(1on1スペース)について取り上げます。1on1専用のスペースを設ける必要性や、1on1ブースの選び方、おすすめの製品や費用などを紹介します。

1on1ミーティングを推進する1on1ブース(1on1スペース)とは

1on1ミーティングを導入して月日が経ち、社内に1on1文化が定着してきたものの、もっと取り組みを強化したいと考えている方におすすめしたいのが1on1ブースです。1on1ブースは、単なる個人作業スペースとは異なり、誰かと一緒に作業する(会話する)前提で作られた集中ブースを指します。

コロナ以降のオフィスづくりで、多くの企業がオフィス設計の際に「1on1ミーティング用のスペースを設けたい」というニーズが生まれており、1on1ブースの需要は高まっています。オフィス設計や移転の際に、担当者の関心度が高い1on1ブースのメリットや特徴を紹介していきます。

1on1ブースを取り入れるメリット

1on1ブースを取り入れると、1on1ミーティングにどのような影響をもたらすのでしょうか。ここでは、1on1ブースのメリットを3つご紹介します。

1on1ミーティングを効果的に実施できる

1on1ブースは、1on1ミーティングを効果的に実施できるメリットがあります、通常の会議室の場合、3~4名ないし、複数名が集まることを想定とした設計になっているため、1on1で2人が使用するにはスペースが余ってしまいます。

また、会議室以外の休憩室や自席では、周囲の目が気になったり、雑音が多すぎたりして会話に集中できません。来客用の小部屋があったとしても、1on1ミーティングで多くの社員が頻繁に利用してしまうと、実際に来客があった際に困ってしまうでしょう。

1on1ミーティング専用のスペースを設けることで、安心して、効果的な対話が実現できるのです。

オフィス空間を有効に活用できる

1on1ミーティングに丁度いい、広すぎず狭すぎないオフィス空間を設けられるのもメリットです。1on1ミーティングのために、広すぎる会議室を1つ確保するのはスペースの無駄使いともいえますが、1on1ブースであれば、必要最低限の空間を有効活用できます。

また、1on1ミーティングが行われていない時間は、電話用のスペースまたは、集中スペースとしても代用できるでしょう。

低コストで導入可能

1on1ブースは、オフィス全体を改装しなくても簡単に導入できるため、コストをおさえて取り入れられるのが魅力です。

例えば、◎◎の1on1ブースは、~~だけで導入ができ、費用は~円です。

また、◎◎タイプの1on1ブースは、工事が必要になりますが、費用は~円のためオフィス全体のリニューアルよりも低コストで対応できます。

1on1ブースの選び方

1on1ミーティングを強化できる1on1ブースは、どのような基準で選んだら良いのでしょうか。自社にぴったりな製品を選ぶためのポイントをお伝えします。

遮音性・機密性

1on1ミーティングでは、社員の個人情報を扱うので、外に音が漏れないことが重要です。また、外部の騒音、雑音が気になると会話に集中できないため、遮音性、気密性も大切なポイントとなります。

1on1ブースによっては、完全に外から見えないよう壁などで仕切られたタイプと、ブースの一部分の壁がなく、セミオープンになったタイプに分けられます。

外部からの視認性

1on1ミーティングをする際には、適度に開放感がある空間のほうがストレスなく会話ができます。ブース全体または一部がガラス張りになっていれば、圧迫感を感じづらいため、肩の力を抜いて会話できるでしょう。

1on1ミーティングは、上司と部下など力関係が異なる社員が行うケースが多いため、極端に閉鎖的な空間だと、ハラスメントリスクもあります。

遮音性が守られつつ、外部からの視線を適度に感じる開放感があるかどうかも1on1ブースを選ぶ基準として大切です。

1on1がしやすい席配置

1on1ブースの広さや、席の配置なども考慮すべきポイントです。会話の際に、極端に距離が近すぎると話しづらさを感じる場合があります。導入の際は、実際に2人で使ってみて、十分なスペースや距離感が保たれているか確認してみてください。

また、真正面から向き合うブースだけでなく、エル字型タイプや横座りに配置できるタイプのブースがないか、探してみるのも良いでしょう。

導入コスト

1on1ブースを導入する際は、ブースを購入するか、サブスクを利用するかで初期費用が異なります。以下に、費用の目安をまとめたので、参考にしてみてください。

1on1ブースを導入する際の注意点

1on1ブースを導入する際は、もとのオフィス全体とのバランスや広さを考慮しなくてはなりません。極端に狭すぎるオフィスに、無理やりブースを設置してしまうと逆効果になる場合もあるでしょう。また、1on1ブースを設置する際に、消防署やテナントオーナーに確認や届出が必要なケースもありますのでビル管理会社に確認すると良いでしょう。

オフィス内のどこに1on1ブースを設置すべきか、工事は必要なのか、何個ほど導入するのが適しているかなど、詳細を決めるタイミングでぜひソーシャルインテリアにお問い合わせください。

ソーシャルインテリアは、オフィス構築支援や、オフィス家具のサブスクリプションサービスを手掛けており、多数の1on1ブース設置サポートの実績があります。

1on1ブースを取り入れて効果的な1on1ミーティングを行おう

1on1ミーティングをより強化するためには、専用の1on1ブースの活用がおすすめです。オフィス全体をリフォームしなくても、低コストでスピーディーにブース設置も可能なため、気になる方はお気軽にご相談ください。

1on1ブースではなく、電話用のフォンブースや、個人ブースについて知りたい方は、次の記事もあわせてご覧ください。

「フォンブースはいくらで導入できる?選び方や設置までの流れを解説」

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