昨今、スタイリッシュなオフィスデザインが注目の的になっています。おしゃれなオフィスデザインによって社員のモチベーションが高まり、生産性の向上に繋がるでしょう。
今回は、おしゃれなオフィスレイアウトやオフィスデスクの選び方についてご紹介します。
目次
おしゃれなオフィスに共通している2つの要素とは?
オフィスは仕事をするスペースなので、社員の生産性を高められるような空間を目指しましょう。そのためには、おしゃれさや快適さが大事な要素となります。今回は、おしゃれなオフィスを作るための要素をご紹介します。
おしゃれで快適なオフィスの要素は2つ。「家具と空間の調和」と「レイアウト設計」です。オフィス面積、チェアなどのオフィス家具類、床や壁の調和によっておしゃれな空間ができあがります。オフィス面積、間取り、収納庫を考慮し、レイアウトを設計することも非常に重要です。
また、人がスムーズに歩ける通路幅も、社員が安全で快適に過ごせるオフィスに欠かせない要素です。
それでは、これらの要素を踏まえたうえで、オフィスデスクの選び方を紹介します。
オフィスデスクのサイズ選びが重要
オフィスデスクのサイズは、働き方や業務内容に合ったものを選ぶことが非常に大切です。
机と椅子の高さについてはこちらの記事でも紹介しています。
それでは、サイズを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
オフィススペースの広さと必要な台数を確認
まずはオフィスデスクを置くスペースを確認しましょう。
オフィスデスクが大きすぎると不便だったり、圧迫感を感じたりします。オフィスデスクを使う人数や、どのような作業で使うのか、今後予想される人員の増減など、様々な要素を考えた上で、どの大きさのオフィスデスクが何台必要なのかを考えましょう。
必要な作業内容に応じてサイズを選ぶ
適切なオフィスデスクのサイズは、職種や作業内容によっても異なります。
例えば、ペーパーレス化を進めることによって、必要なオフィスデスクを削減できる可能性も。オフィスデスクのサイズを考えることは、ワークスタイルを見直すきっかけになります。
将来的なオフィスレイアウトの変更も考慮する
コロナ禍で生活が大きく変わり、オフィスにも変化が求められたように、オフィスでの役割は常に同じとは限りません。環境の変化を見越して、素早くオフィスレイアウトを変えられるものが便利です。
レイアウト変更に対応しやすい小さいサイズのものや、キャスター付きのデスクを選ぶと、オフィスレイアウトも柔軟に変更することができます。
オフィスレイアウトについてはこちらの記事でも紹介しています。
オフィスデザインについてはこちらの記事でも紹介しています。
オフィスデスクのサイズについて
一般的なオフィスデスクの幅を、大きく4つに分けて紹介します。
W:オフィスデスクサイズの幅
100cm(幅1000mm)
ややコンパクトめなサイズ。外回りが多い営業職や、ノートパソコンを使用する職種に向いています。資料を広げる作業が必要な場合には、少々不向きなサイズといえるでしょう。
120cm(幅1200mm)
標準的なオフィスデスクで、人気のサイズです。デスクトップパソコンや電話、書類を広げても作業できるサイズ。
幅1000mmだと狭いけど1400mmでは大きいという場合は、このタイプがオススメです。
140cm(幅1400mm)
標準より大きめで、ゆとりがもてるサイズのオフィスデスクです。
デスクトップパソコンと一緒に、資料などを広げて作業が必要な職種に適しています。
収納ワゴンの設置が必要な場合は、このサイズ以上のオフィスデスクを選ぶと良いでしょう。
150cm(幅1500mm)
かなり大きめなサイズです。大型のパソコンが必要な業務や、モニターを複数台並べて作業したりする場合は1500mm以上のサイズを選ぶと余裕を持って配置することができます。
D:オフィスデスクサイズの奥行
60-65cm(奥行600-650mm)
奥行600mm-650mmは、一般的なデスクサイズより小さめ。
しかし、薄型のモニターやノートパソコンで十分な場合は、奥行600-650mmのデスクでも十分快適に作業が可能です。
デスク面積を削減する事で、通路幅にゆとりを持たせたり、空いた場所に収納庫やミーティングスペースを設置することも検討できます。
70-75cm(奥行700-750mm)
700mmは標準サイズの奥行。
パソコンを設置してもゆとりがあるため、パソコン業務と並行して事務仕事も行うことも可能です。
750mmは、コンパクトさには欠けますが、机上に書類や書籍を立てて保管したい場合はこのサイズを選ぶと良いでしょう。
H:オフィスデスクサイズの高さ
70-72cm(高さ700-720mm)
一般的なオフィスデスクの高さです。
日本人の平均身長に合わせて定められたもので、一般社団法人 日本オフィス家具協会(JOIFA)によって推奨されているサイズです。海外では750mm以上のサイズも使われていますが、日本人の場合は少し高いと感じることが多いようです。実際に働く社員に合わせて選ぶようにしましょう。
オフィスデスクは働き方から選ぶ方法も
オフィスデスクは、職種や必要な仕事道具によっても最適なものが変わります。
働き方からオフィスデスクを選ぶと良い例をご紹介します。
フリーアドレスやABWに適したオフィスデスク
コロナ禍を経て、リモートワークやABWといった、社員の出社を必要としない働き方が増えてました。
その場合には、フリーアドレスオフィスと相性の良い、ロングデスクやキャスター付きのデスクを検討するとよいでしょう。
フリーアドレスについてはこちらの記事でも紹介しています。
ABWについてはこちらの記事でも紹介しています。
フリーアドレスデスクについてはこちらの記事でも紹介しています。
オフィスデスクの形
オフィスデスクを選ぶ際、オフィスや会社のイメージによって形や色を決めることも大切です。
オフィスデスクには様々な種類があります。オフィスの広さや業務内容、ワークスタイルなども考慮し、どのオフィスデスクを導入するか検討しましょう。以下では、主なオフィスデスクの形をご紹介します。
平机
平机はシンプルなタイプのオフィスデスクです。
収納がついておらず、すっきりとした見た目。固定席でも、フリーアドレスオフィスでも使うことが可能です。
レイアウトを頻繁に変える必要がある場合は、キャスター付きのオフィスデスクが適しています。
収納スペースが必要だったり、荷物が多かったりする場合は、ワゴンなどの収納機能を用意すると良いでしょう。
ロングデスク
平デスクの仲間です。幅が広いので、1つのオフィスデスクを複数人で使えることが特徴です。
例えば、幅3600mmのロングデスクを3人で使っていたところ、人員が1人増えた時にすぐに4人で使うことができ、人員の増減にも対応できるのがロングデスクのメリットとなります。
フィジカルディスタンスの確保が必要な場合は、人と人との距離が2000mmになるように設定すると良いでしょう。
袖机(片袖デスク・両袖デスク)
袖机とは、左右どちらか、若しくは両方に収納が付いているタイプのオフィスデスクです。
事務机と聞くと、一般的に思い浮かぶのがこのタイプ。個人の書類や用具を収納することも可能です。
一方で、座る位置が固定されることや、デスクを動かすために収納の中身を出す必要があることなどの理由から、フリーアドレスには不向きです。
L字デスク
L字型のオフィスデスクは、モニターが複数台必要な場合や、大きめの資料を広げたりする仕事に適しています。
また、個人の収納スペースが多めに必要な職種にもオススメ。
レイアウト変更には対応しづらいため、袖机と同じように固定席の場合にオススメです。
個別ブース型デスク
仕切りを用いて、個人ブースのような構造になっているオフィスデスクです。
周囲を気にせず集中して作業を行いたいシーンや、web会議やオンライン商談が多い職種に適しています。
おしゃれなオフィスデスクを使ったオフィスデザイン例
株式会社リアルゲイト様
サブスク家具を導入することで入居時のイメージが掴みやすく、コストカットを実現。建物本来の良さを活かしながら、デザイン性と利便性を兼ね備えたオフィスをデザイン。建物中心部の特徴的な吹き抜けから、陽の光を身近に感じることができ、働く時間とのオンオフを大切にできる空間に仕上がりました。
おすすめのオフィスデスク5選
ARIAKE|SAGYO DESK
あらゆる仕事に対応できるということをコンセプトにデザインされたオフィスデスク。増設可能な棚や鏡を設置することで、ドレッサーテーブルや小さな書斎のデスクとして使用可能。
MASTERWAL|KAKTAS DESK
https://www.masterwal.jp/shop/g/gQD-KKTDE-100
一般的なサイズよりやや小さめなアイテム。省スペースなワークスペースや、シェルフとの組み合わせで幅広い用途で使用可能。オプションでコンセントも追加可能です。
Vitra|Compas Direction
https://subsclife.com/item/VTR10093RED
シャープでエレガントに広がるスチール製の脚が特徴。オイル仕上げのソリッドウッドが用いられる天板とマッチして、オフィス空間を魅力的に彩ります。
日進木工|トイデスク WOT-1715-O
https://subsclife.com/item/NIS10036LBR
省スペースで使用できるデスクは、手軽に移動することが可能。好きな時に好きな場所で働くことのできる、新しいワークスタイルにピッタリなオフィスデスクです。
OFIX|FeEL
デスクワークをより自由でクリエイティブにするための発想から生まれたオフィスデスクです。天板には、こだわりの木材の風合いや色味、断面の見え方が取り入れられています。
オフィス家具の入れ替えを考えるなら【ソーシャルインテリア】に相談ください!
今回は、おしゃれなオフィス空間をデザインするための要素や、オフィスデスクの選び方についてご紹介しました。
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