カフェ風のオフィスは、おしゃれで落ち着いた雰囲気があり、多くの人が憧れる空間です。オフィス内にも、カフェのようなくつろぎと居心地の良さを取り入れたいと考える人事・総務担当者の方は多いのではないでしょうか。
この記事では、カフェ風のオフィスの作り方やメリット、家具の選び方、費用などを事例付きで紹介します。「毎日でも通いたくなるカフェのようなオフィス」を実現し、企業イメージと社員のモチベーションアップにつなげていきましょう。
目次
カフェ風オフィスを作るメリット
カフェ風オフィスを社内に作ることは、企業にとっても、そこで働く社員にとっても多様なメリットが得られます。ここでは、3つのメリットについて紹介します。
「出社したくなる」「立ち寄りたくなる」オフィスを作れる
カフェといえば、ふらっと立ち寄りたくなったり、ついつい行ってしまったりと、気軽で快適な空間をイメージします。カフェのような雰囲気をオフィスに取り入れることで、社員が出社したくなり、訪問者が長居したくなるような居心地の良い空間を演出できます。カフェ風のオフィスを作ることで、テレワーク中でも社員が思わず立ち寄りたくなるような魅力的なオフィス空間を実現できるでしょう。
社内コミュニケーションの活性化
カフェ風のオフィスには、リラックスできる空気感があり、雑談がしやすいという特徴があります。偶発的に自然と会話が発生するため、社内コミュニケーションの活性化につながります。
また、心地よい雰囲気によって、ストレスの軽減やクリエイティブな思考も促進されるでしょう。部署間の連携やアイデアの共有がスムーズに行われることで、チームのパフォーマンスや生産性も向上することが期待できます。
企業ブランディング・採用広報
カフェ風のオフィスは、企業のブランディングにも寄与します。インテリアやデザイン、雰囲気など、おしゃれで風通しの良い自由な企業であると、外部へ企業のイメージや価値観を効果的に伝えられます。
また、おしゃれなオフィスで働きたいというニーズを捉え、カフェ風のオフィスを採用広報の一環として活用できます。SNSなどで積極的に自社のオフィスを発信、共有していくことで、優秀な人材の獲得につながる可能性があるでしょう。
カフェ風のオフィスをつくるポイント
カフェ風のオフィスを作る際には、以下のポイントに注意しましょう。ここでは、5つのポイントを紹介します。
多様な席やスペースを設ける
多様な席やスペースを設けることは、カフェ風のオフィスづくりに欠かせないポイントです。カフェではその日の気分に合わせて好きな席を選択できます。カフェ風オフィスでも同様に、フリーアドレスやABWを導入し、社員が自由に選択できる工夫を施しましょう。
集中的に作業したい時の個室やブース、コミュニケーションが必要な場合のオープンスペース、さらにスタンディングデスクやソファなど、多様な席やスペースを設けることで、社員は自分に最適な作業環境を選択できます。カフェのようなフレキシビリティをオフィスに取り入れ、働き方の多様性を尊重することが大切です。
素材選び
素材選びは、オフィスの雰囲気やスタイルを決定する上で重要な要素です。カフェでは、ウッド調のナチュラル素材や実際の木材、無機質なスチール素材などがよく使用されています。温かみや心地よさを引き出す自然素材と、従来からオフィス用品に使われていたスチール素材などを組み合わせることで、自然な形でオフィスに癒しをもたらしてくれます。
カフェ風のオフィスをつくるためには、コンセプトに合った素材を選ぶことがポイントです。素材の選択によって、オフィスの雰囲気ががらりと変わるため、細部まで工夫を凝らして素材を選びましょう。また、家具の素材選びにこだわることもポイントです。
リラックススペース
カフェならではのリラックスできるスペースも忘れずに設けましょう。ソファやハンモック、クッションなど、のんびりくつろげる家具を配置することで、社員がリフレッシュできる場所をつくることができます。
業務に行き詰まった時、疲労が蓄積した時など、リラックススペースを用意しておくことでストレスを解消し、再度仕事に対するモチベーションを高めることができるでしょう。ただし、状況に応じて、情報やプライバシーに配慮したスペースも同時に設けることが重要です。
グリーン
インテリアグリーンは、カフェ風のオフィスに活気と癒しを与えます。緑の植物をオフィス内に取り入れることで、ストレスを緩和し、リラックスした環境を提供します。植物は空気を浄化し、酸素を供給してくれるため、快適な居住性を高める効果もあります。
また、グリーンはインテリアのアクセントとしても活用可能。グリーンを間仕切りに使うことで、ゆるやかに空間を区切れます。ウッド調の壁と組み合わせると、手軽にカフェ風の雰囲気が演出できるでしょう。グリーンは、その鮮やかな色彩や生命力を通じて、空間に活気と癒しをもたらします。
カフェコーナーを設ける
オフィス全体をカフェ風にするのが難しい場合には、カフェカウンターを導入して、一角にカフェコーナーを設けるという方法があります。カウンターやテーブルを配置し、コーヒーマシンや軽食などを用意し、休憩専用のカフェコーナーをつくります。
カフェコーナーは、カフェ風オフィスの雰囲気を本格的にするだけでなく、社員のリフレッシュの場としても機能します。忙しい業務の合間やミーティングの前後など、ちょっとした息抜きの時間を過ごすことができます。社員同士がリラックスしながら気軽に交流や情報共有をおこなうことで、社内コミュニケーションの活性化につながるでしょう。
カフェ風オフィスにぴったりのオフィス家具
カフェ風のオフィスを演出するためには、適切なオフィス家具の選択が重要です。以下は、カフェ風オフィスにぴったりなオフィス家具の一部です。
・ZOE TABLE(ゾーイテーブル)
ゾーイテーブルは、シンプルでありながら素材感を引き立たせたテーブルで、周囲の空間に溶け込む洗練されたデザインです。特殊な塗料を使用することで、木の温かみと感触をそのまま残しています。自然な温かみとモダンな要素を組み合わせることで、カフェのような居心地の良さをオフィス内にもたらします。
・LOOP — モジュラーソファー
LOOP —モジュラーソファーは、快適な座り心地と洗練されたデザインが特徴のチェアです。そのシンプルで流れるような曲線は、心地よいリラックススペースに最適です。
さまざまなカラーや形状が選べるので、空間にあわせて選択するとよいでしょう。
・ノットワークシリーズ
ITOKIのノットワークシリーズは、人と人、アイデアとアイデアを紡ぐ「場」をコンセプトにした家具シリーズです。ナチュラルな木材のテーブルやカフェカウンターなど、シンプルで温かみのあるデザインが特徴です。異なるスタイルのオフィスエリアに適応し、柔軟なレイアウトが可能です。
このように、カフェ風オフィスに適したオフィス家具は多くあります。オフィスの雰囲気やコンセプトに合わせて、これらの家具を取り入れてみてください。
カフェ風オフィスのレイアウト事例
株式会社雄飛堂様 | サブスク家具導入事例
株式会社サンライズ様 | サブスク家具導入事例
株式会社フォルテ様 | サブスク家具導入事例
カフェ風のオフィス家具やレイアウトで来たくなるオフィスづくりをしよう
カフェ風のオフィスづくりは、社員の働きやすさやコミュニケーションの活性化につながるだけでなく、企業ブランディングや採用広報にも効果的な施策です。カフェのようなくつろぎと居心地の良さを持った、ついつい来たくなるオフィスづくりに取り組みましょう。
カフェ風のオフィスを実現するためには、家具や素材の選び方、レイアウトなどさまざまなポイントに注意が必要です。ソーシャルインテリアでは、豊富な知識と経験でカフェ風オフィスづくりを親身にサポートします。ぜひ、お気軽にご相談ください。