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PROJECT株式会社セトプリント
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SCALE1,025.52㎡
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CATEGORYオフィスリニューアル
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YEAR2025
事例 | 株式会社セトプリント
見通しをひらき、会話が生まれるオフィスへ
- SCALE
- 1,025.52㎡
- CATEGORY
- オフィスリニューアル
- YEAR
- 2025
- MEMBER
Project Management :Sokkumeta Gii
Construction Management :Sokkumeta Gii / Net Knowledge Co., Ltd.
Design Direction:Akane Usui
より開かれた、風通しのよいオフィスへ

前オフィスは平成4年の竣工以来、30年以上活用してきた空間でした。当時は天井高に近いキャビネットを壁のように並べたり、高さのあるパーティションで部署ごとを区切ったりすることが当たり前の時代。しかし、そのせいでせっかくの広さがあるオフィスなのに圧迫感があり、入口から入ったときに暗く、少し冷たい印象がありました。
部署間のコミュニケーションも取りづらく、ちょっとした確認や報告であっても、仕切りがあることで「まあ、いいか」となってしまう場面があったと思います。
また、コロナ禍以降はオンラインミーティングも増え、密閉された会議室の必要性も高まっていました。そうした背景から、視界がひらけ、やり取りがしやすく、来客にも失礼のないオフィスにしたいと考え、今回のリニューアルを進めることになりました。
空間にやわらかさを生む、細やかな提案

ソーシャルインテリア様のご提案で特に印象に残っているのは、床材の切り替え方です。
当初は、執務スペースと来客スペースの雰囲気を分けるために、床材を直線的に切り替える案がありました。ただ、話を進めていく中で、境界がはっきりしすぎてしまうのではないかということで、まっすぐではなく、あえてギザギザをつけたデザインをご提案いただきました。
空間を分けながらも、はっきり区切りすぎず、やわらかさを持たせる工夫がされていて、仕上がりにも満足しています。
また、エントランスまわりのソファや床材、木の建具との色味のバランスも含めて、全体の統一感を意識した提案をしていただきました。細かな色調まで見ながら整えていただいたことで、空間全体にまとまりが生まれたと感じています。
毎日使う家具だからこそ、座り心地と使いやすさを重視

今回のリニューアルでは、特にチェアの選定を重視しました。長時間座って仕事をするスタッフが多いため、身体に合うものをしっかり選びたいという思いがありました。
実際にライブオフィスにも足を運び、複数のメーカーのチェアを座り比べました。ほぼすべてのチェアを試したうえで、腰へのフィット感や座り心地を確認し、今回のチェアを採用しました。
また、導入してよかったと感じている家具の一つがキャビネットです。一般的な正面から開けるタイプではなく、座ったまま横から開けられる仕様になっており、日常的にとても使いやすいと感じています。毎日使うものだからこそ、こうした細かな使い勝手の良さが働きやすさにつながっていると思います。
目線が合うことで、会話がしやすくなる

リニューアル後、一番変化を感じているのは、部署を横断したコミュニケーションが増えたことです。環境を変えただけで、ここまで変わるのかと感じるほど、ちょっとした確認や報告がしやすくなりました。
以前は、営業と制作部で打ち合わせをする際、制作部のパソコンが動かせないため、営業が立ったまま話すことが多くありました。そこで、ソーシャルインテリア様から移動できるスツールをご提案いただき、制作部の近くに配置しました。
それによって、立っている人と座っている人という状態ではなく、同じ目線で会話ができるようになりました。自然と話しやすくなり、導入して本当によかったと感じています。
また、以前のオフィスは、全員が同じ方向を向いて座る、いわゆる教室のようなレイアウトでしたが、今回のリニューアルでは、背中合わせの配置を取り入れるなど、働き方に合わせて大きくレイアウトを変更しました。
その結果、部署間のやり取りがしやすくなり、少しずつではありますが、以前から課題に感じていたコミュニケーションのしづらさは改善されてきていると感じています。
コロナ禍以降、来客の機会も以前より増えてきました。オフィスとして使いやすいだけでなく、お客様をお迎えする場としても失礼のない空間に整えられたことは、大きな変化だと思います。
使い方を広げながら、さらに活用できる空間へ

リニューアル後、まだ使い慣れていない部分もあります。たとえばエントランスのソファは素敵なデザインですが、形が特徴的なこともあり、お客様に「おかけになってお待ちください」とお伝えしても、少し座り方に迷われることがあります。今後、私たち自身も使い方に慣れながら、うまく活用していきたいと考えています。
また、休憩エリアについても、現在は主に昼食時に使っていますが、今後は席まで行かずに、ちょっとお茶を飲みながら話すような場所としても活用していきたいです。ラフなコミュニケーションや、周囲に聞こえてもよい簡単な打ち合わせなど、さまざまな使い方ができる場所になっていくとよいと思っています。
一方で、照明については今後の検討課題です。会議室のパーティションを設けたことで、場所によっては少し暗く感じる部分もあります。印刷物を扱う仕事柄、照明によって色味の見え方が変わるため、慎重に考える必要がありますが、使いながら改善を検討していきたいです。
オフィスを知る機会が、次の改善につながる

今回、ソーシャルインテリア様のオフィスや各メーカー様のライブオフィスを見学したことで、「今のオフィスはこうなっているんだ」という発見がありました。
普段、事務職として他社のオフィスを見る機会は多くありません。だからこそ、自分の会社しか知らなかった状態から、他のオフィスや新しい家具、空間の使い方を知ることができたのは、とても勉強になりました。
私たちだけでは得られる知識に限りがありますが、専門的な視点から情報を紹介していただくことで、「ここを少し変えてみたい」「この使い方を取り入れてみたい」といった次の改善につながる可能性があると感じています。
今後も、チェアのアップデートやオフィスの使い方に関する情報など、必要に応じて相談させていただきながら、より働きやすい環境づくりを進めていきたいと思っています。



