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PROJECTキンコーズ・ジャパン株式会社
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SCALE223.90m²
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CATEGORY店舗
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YEAR2025
新しい”発見”と”体験”を生む新店舗
キンコーズ・ジャパン株式会社様
- SCALE
- 223.90m²
- CATEGORY
- 店舗
- YEAR
- 2025
- MEMBER
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Sales / Project Management:Yuma Uehara
Construction Management:Noritaka Seki
Design Direction:Shiina Takeuchi / Midori Oshima
INTERVIEW
インタビュー生産管理部 部長
田丸 陽介 様
目的がなくても“探しに行ける”場を目指して
7年ぶりの出店となる新店舗は、「作りに行く」から「探しに行く」をコンセプトとしており、お客様が目的を持たずに訪れたとしても、新しいものやアイデアに出会えるような空間を目指しています。
それを実現するのに最適な場所として、再開発が進み、高い注目を集めているサクラステージエリアを新たな拠点とすることに決めました。このエリアは私たちのブランド戦略に合致し、新たなお客様との出会いを加速させるのに最適な場所であると判断したのです。
今回、ソーシャルインテリア様には、私たちの店舗コンセプトを具現化する上で、多大なご協力をいただきました。
提案をいただく際、『この予算規模で、このようなデザインは難しいです』という否定的な表現ではなく、『このようなデザインを実現するには、こういった方法があります』というように、漠然としたイメージを具体的な代替案として示していただけたのが、非常に助かりましたね。
可変性を意識したフレキシブルな空間
新店舗は、「可変性のあるレイアウト」を重視した設計になっています。
一般的に、店舗のレイアウトは一度決まると変更が難しいものですが、今回はカウンターやテーブルなど、自由に動かせる家具を選定。これにより、イベントスペースやワークスペースなど、様々な用途に柔軟に対応できる空間を実現しました。
例えば、現在店舗で開催しているアニメコラボレーションスペースは、当初商品製造エリアとして計画していた場所を展示スペースとして利用しています。主な作業は完工後でしたが、レイアウトを変更するために専門業者様に依頼することなく、スタッフ自らでレイアウトを調整し柔軟に対応することができました。
また、お客様に見えるエリアだけではなく、スタッフが『ここで働きたい』と思えるような魅力的な職場環境づくりにも力を入れています。特に、今回導入した個室休憩ブースは、ソーシャルインテリア様のショールーム「The Museum」で実際に使用感を確かめた上で決定し、スタッフからも好評です。集中して作業したい時や、リラックスしたい時など、様々なシーンで活用されていますね。
もし今後他の店舗のプロジェクトでもご協力いただくことがあれば、家具だけではなく映像や音響を交えたコンテンツを一緒に作り上げられたらいいなと考えています。
新たなプロジェクト、共創に向かって
今回、生産管理部長として店舗新設プロジェクトを推進する中で、家具や内装・オフィス空間設計など、ソーシャルインテリア様に伴走いただけたことで新たな分野での知識や経験を深めることができました。
今後、両社の顧客やパートナー企業の方々を招いて、共同でイベントを開催するのも良いと考えております。イベントを通じて、両社の製品やサービスの紹介だけでなく、今回の店舗新設プロジェクトのような成功事例を共有することで、参加者の方々に理解を深めていただけるはずです。
将来的には、貴社と共同で店舗を運営するような、より深いコラボレーションができたら素晴らしいと考えています。これはお互いの福利厚生につながるだけでなく、両社の社員やパートナー企業の方々にもご参加いただくことで、より活気あふれる取り組みになるでしょう。