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PROJECT株式会社SunAstarisk
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SCALE693.09㎡
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CATEGORYオフィス移転
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YEAR2023
オフィスから発信する企業の想いと世界観
デザイナー・空間コンサルタント Marc Ken Ishikawa 様
- SCALE
- 693.09㎡
- CATEGORY
- オフィス移転
- YEAR
- 2023
- MEMBER
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Project Management / FFE:Yuhei Yagi
Design : Marc Ken Ishikawa (Sun Asterisk) - PHASE
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- プロジェクト開発 PD
- プロジェクトマネージャー PM
- 設計
- 施工
- 家具、什器、備品 FFE
- マーチャンダイザー MD
- 広報 PR
- カスタマー・エクスペリエンス CX
- カスタマー・リレーションズ CR
- MD : FFE選定補助
- PR : PR TIMES
- CX : 新オフィスマニュアル
- CR : アフター対応マニュアル
INTERVIEW
インタビューデザイナー・空間コンサルタント Marc Ken Ishikawa 様
“Sun Asterisk”のブランドを語れるようなオフィスが作りたい
弊社は元々両国・神田の2拠点でオフィスを構えていましたが、双方の距離感やアクセスがあまり良くなく、会社の急成長に伴ってオフィスが手狭になっていました。また、業務内容的にコロナ禍以前からリモートワークを利用する社員も多く、対面のコミュニケーションが少なくなってしまっていたことも当時の課題といえます。 アクセスがよく、広いスペースに社員が一同に集まれるような場所を探していたところ、今の大手町の物件が見つかり、そこへの移転が決まりました。 以前のオフィスはSun Asteriskの企業としての色・ブランディングが見えにくかったので、新しいオフィスにする際は社外の方がいらっしゃった際にもSun Asteriskがどういう会社なのか、語れるような設計にしたいという想いがありました。
オフィスのいたるところに感じるこだわりのデザイン
第一にこだわったのは、どのようにしてSun Asteriskのブランドを感じてもらえるオフィスにするかということ。コーポレートカラーである赤を基調とした内装や、社内デザイナーがデザインした壁面のイラストなどがその一例です。
また、地下・無窓居室の閉塞感をあまり感じさせないように、照明には非常にこだわりました。オープンスペースや共用部は時間の経過とともに照明の色が変わるので、時計を見ずともだいたい何時くらいかわかるようになっています。廊下のプロジェクションマッピングに関しては、過去に導入したことがなかったため、悩んだ部分でもありましたが、ソーシャルインテリア様にもご協力いただきながら、うまく設置することができました。廊下の突き当りを鏡にして奥行きを出すことで、壁面のプロジェクションマッピングを見てもらいやすいようにしているのもポイントです。
今回、ソーシャルインテリア様にはプロジェクトの途中から入っていただいたのですが、PMとして中心に立ってプロジェクトを進行していただけたのでとても助かりました。また、こちらの曖昧な表現を汲み取って、空間のイメージにあった家具を提案いただきました。クッションや椅子の座面のカラーを変更するなど、細かい部分も臨機応変に対応いただけたことで、より素敵な空間になったと思っています。
会社と社員を理解しているからこそ叶った課題解決
移転前に比べて、社員同士のコミュニケーションが活性化しているように感じます。イベントを行えるような広いスペースを設けたり、バーを設置したりしたことが要因の一つです。以前よりもオフィスの活用法が効果的になり、オープンスペースでゲーム大会やお客様を招いた懇親会が開催されるなど、社員が有意義に過ごせているようです。あとは、オフィスのなかでブランドを語れる部分を増やしたことで、今までよりもお客様をオフィスに招いて会社を案内する機会が増えています。
自分が働いているオフィスなので、はっきりとした意思を持って設計できたのと、各社員の希望をどのようにしてデザインに反映するかも考えて作りこめたのが良かったのかなと思います。
素敵なオフィスや家具があっても、実際にそこで働く社員の性質を理解していなければ、誰にも使われないなんてこともあるので。現在も社員が各エリアを有効活用してくれているので、そこはよかったなと思っているポイントです。
プロジェクトの内容や状況によって選べるサービスの形
現在のオフィスに関しては、柔軟に稼働できる部分も多いので、そのままうまく使っていければと考えていますが、これから新たな拠点が増える際は、ぜひソーシャルインテリア様に家具の提案をしていただきたいなと思っています。
また、私のような設計の立場から申し上げると、やはりPMを依頼できるのが非常に魅力的だなと感じます。
プロジェクトによっては予算が限られている場合もあるので、サブスクを選択することによって初期費用を軽減するなど、利用方法が選べるのもありがたいポイントですね。