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PROJECT鹿島建物総合管理株式会社
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CATEGORY家具コーディネート
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YEAR2021
INTERVIEW
インタビュー事務部長 小林 圭介 様
コロナウイルス対策としてのサテライトオフィス
横浜支社 サテライトオフィスは、コロナウイルス対応のため、横浜支社の分散オフィスとして新設しました。現在、支社とサテライトオフィスの行き来は制限しており、もし感染者が出たとしても完全にオフィス機能がストップしてしまわないような運用を行っています。
そのため、企画立ち上げ段階においては、手間をかけずに費用を抑えることが急務でした。当初は購入やリースとしてメーカー商品を検討していましたが、今回の求める商品スペックとしては高すぎること、また、全ての配置をこちらで検討する必要があり手間がかかってしまうため、subsclifeさんにお声がけいたしました。
限定的な利用がサブスクでマッチ
コロナウイルスが落ち着くまでの間だけ家具を利用するとなると、利用期間は数年と一時的になることが予測できます。そのため、家具は返却できるほうが良いと思いました。
また、何年も利用を継続するとコストは高くなりますが、このような状況下の一定期間のみのサブスクのスキームですと、全体のコスト削減にもつながります。固定資産化の必要もありません。
導入する決め手となったのは、一時的なコストを抑えることが出来る点です。私としても、備品購入の稟議を個別でする必要がなくなったため、たいへん助かりました。
サービスの特徴である、商品の必要な時に入れ替えることができるフレキシブルさがマッチしました。家具を購入するとなると、ある程度指定のメーカーになってなってしまうのですが、多くのメーカーから家具を選ぶことができ、組み合わせの提案もスムーズに行っていただけました。イメージやコスト感にあったご提案を頂き、色や配置も含め納得のいく内容で、抱えていた課題が解決できました。
フリーアドレス化で広々した空間に
親会社は建設業であり、各自で図面を広げるなど、個人スペースが重要視される空間の使い方が主流でした。今もその流れは継承されているものの、部門によりフリーアドレスを取り入れ、会議スペースを増やすなど、少しずつ変化をしている段階であります。
当社横浜支社事務所では会議室を多数備え、テレビ会議も可能ですが、席については個別スペースです。大きな要因としては、盗難防止等を理由として、コンピュータがデスクトップになっていることでした。しかし、今回のコロナウイルス対応を受けて、ノートパソコン化が加速し、在籍状況からしても、フリーアドレス化を検討することが可能な状況となってきています。
そんな中、サテライトオフィスは特性上、期間ごとに人が入れ替わるため、フリーアドレスの運用が必要となりました。完全なフリーアドレスに移行するためには、コンピュータの課題が半分ほど残っているものの、新しい環境で運用を始めてみると、それぞれが意識して片付ける癖がつき、同時にペーパーレス化も進みました。
今回は、コロナウイルス対策で飛沫シートを設置し、デスクの幅はソーシャルディスタンスですが、今までの空間の使い方に比べると、全く圧迫感を感じることなく、広々と使用できています。
鹿島建物総合管理株式会社について
私たちは、建物経営のパートナーとして、その建物資産がいつまでも変わらぬ価値を持ち続け、生涯にわたり街の中で価値を育み続けるため、建物の構想・計画段階から、品質や機能を維持・向上しながら、時代のニーズに応えた価値の創出に努めております。
積み重ねてきた「品質力」と積極的な「提案力」により、高度な建物管理の技術者集団として、お客様から感謝される仕事を目指し、信頼のアドバイザーとしての役割を果たすことを目指しております。