オフィスにパーテーションは必要?設置するメリットと事例を紹介

皆さんはオフィス用パーテーションに様々な種類があることをご存知でしょうか?今回は、オフィス用パーテーションの種類、設置するメリットと注意点を紹介します。

オフィスにパーテーションを設置するメリットとは?

パーテーションを置くことで期待できる2つのメリットを紹介します。

  • プライバシーの保護と防音効果への期待
  • オフィスデザインの一つとして

プライバシーの保護と防音効果の期待 

パーテーションを複数組み合わせて簡易的な個室ブースを組み立てて、周囲から見えにくい環境を作ることで、プライバシーを守ることができます。

また、パーテーションには防音素材を使用しているものもあるため、周囲の雑音を遮断した環境を簡単に作れます。

パーテーションの素材によるオフィスの防音効果

パーテーションの素材によって防音性は異なります。パーテーション設置による防音性能の目安として、スチールパーテーションとアルミパーテーションの例を紹介します。

  1. スチールパーテーション:約36db(内部が空の状態)
  2. アルミパーテーション:約21db

一般的に人は20〜30dB程度の音量ではほとんど無音に感じます。普通の会話は約60dB程度といわれているため、スチールパーテーションでは無音に、アルミパーテーションではかすかに音が聞こえてくる程度です。

オフィスデザインの一つとして

パーテーションの中でもデザイン性の高いおしゃれなものもあるため、オフィスインテリアの一環として、パーテーションを導入する会社もあります。

オフィスにあったパーテーションの選び方は?

オフィスに設置するパーテーションの選び方として、パーテーションの高さと素材で選ぶ方法があります。

パーテーションの高さから決める 
オフィスで使われるパーテーションは、設置目的によって最適な高さが異なります。
一般的な用途と最適な高さは以下を参考にしてください。

  • デスク仕切りの最適な高さは1100mm
  • ミーティングブースでの最適な高さは1600mm
  • 集中ブースでの最適な高さは1300mm
  • 応接室、更衣室での最適な高さは1800~2000mm

パーテーションの素材から決める 

最近のオフィスデザインのトレンドで使われるパーテーション素材として、防音性能の項目で説明したスチールパーテーションとアルミパーテーションが多く使われています。

繰り返しになりますが、どちらも防音性に優れた素材のためパーテーションとしての使い勝手に優れている点が特徴です。もし、素材で迷ったらこのどちらかから選ぶと良いでしょう。

オフィスにパーテーションを設置するときは安全性を確認しよう

消防法・建築基準法といった法律に抵触しないか

オフィスにパーテーションを設置する際、法律の観点でも問題ないか確認が必要です。消防法では、欄間を空けずに天井まで閉じる区間は個室とみなされます。パーテーションを使って個室を作る場所によっては、火災報知器やスプリンクラーといった防災設備が必要になる場合も。

また防災設備だけでなく、排煙設備が必要になるケースがあります。排煙設備には、先の消防法だけでなく建築基準法も関わりがあり、法律の改正にあわせて設備を変更しないといけない場合もあります。

消防庁へ書類の提出が必要なケースもある

オフィスにパーテーションを設置するにあたって、消防庁へ書類の届け出が必要な場合もあります。オフィスの天井の高さまで設置工事を行なう場合、以下の書類提出が必要です。

  1. 防火対象物工事等計画届出書
  2. 防火対象物使用開始届出書

前者は、パーテーション設置着工の7日前までに、後者は設置後の使用開始日の7日前までに届け出の提出が必要です。

オフィスの天井の仕様によってはパーテーション設置が難しいことも

天井の高さまでパーテーション設置工事を検討する際は、オフィスの天井の種類を確認しましょう。オフィスの天井は大きく3つの種類があります。

  1. グリッド型システム天井
  2. ライン型システム天井

システム天井とは、天井の下地材フレームに仕上材、照明器具や空調設備をはめ込んで組み立てるタイプの天井のことで、グリッド型とライン型の2つの種類があります。グリッド型とライン型の共通点として、部分ごとに設備機器を外すことができます。そのため、設置したパーテーションの移動がしやすい種類の天井です。

グリッド型システム天井 
グリッド型システム天井とは、格子状に天井を組み、そこに照明器具や空調設備をパネルごとにはめていく天井工法です。

ライン型システム天井 
ライン型システム天井とは、照明器具やスピーカーなどを一方向のライン上に並べて配置する天井工法です。

オフィスパーテーションの事例3選

トーセイ株式会社 

ガラスパーテーションで、開放感を保ちながら空間を仕切っています。落ち着いた雰囲気の内装に合ったシックなブラックフレームで、オフィスに統一感を持たせています。

株式会社明電舎

スチールパーテーションとガラスパーテーションが組み合わされた仕切りです。オープンスペースとの防音性を作りつつ、ガラスに薄い色を入れて集中性も高めながら、開放感を出しています。

SMC株式会社

ローパーテーションによる個別ブースや、ファミレス席の仕切りを設けて、カジュアルなコミュニケーションを損なわずに仕事に集中できる環境を作っています。

パーテーションを使った空間デザインのご相談はソーシャルインテリアへお任せ

パーテーションは、設置するだけで空間を区切ることができる便利なアイテムです。パネルの素材や施工方法、高さなどのバリエーションが豊富で、活用シーンや目的にあわせて適切なものを選びましょう。

場合によっては業者による施工や消防法の届け出が必要になるので、オフィス全体のレイアウトをプロに相談することをおすすめします。

ソーシャルインテリアでは、オフィスのインテリア選びやレイアウトを含めたオフィス構築支援を承っています。オフィス家具の選定や現状回復についてなど、理想的な職場環境を実現するための幅広いご提案が可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。