おしゃれなオフィス家具を導入すると、オフィスの印象や雰囲気をがらっと変えることが可能です。また、オフィス家具を活用してオフィス全体のデザインやレイアウトを変更すれば、生産性やモチベーションの向上、企業ブランディングといったさまざまな効果も期待できます。
本記事では、おしゃれなオフィス家具を取り入れるメリットについて解説するとともに、おしゃれなオフィス家具メーカーとおすすめの製品を紹介します。自社オフィスの見直しやレイアウト変更に合わせて、新しいオフィス家具を導入する際にぜひ参考にしてください。
目次
おしゃれなオフィス家具を取り入れるメリット
おしゃれなオフィス家具を導入することは、単にオフィスの見た目やデザインを変えるだけでなく、その場で働く社員の業務性や広報などへも良い影響が期待できます。ここでは、おしゃれなオフィス家具の設置により見込まれる3つのメリットについて解説します。
企業ブランディングができる
おしゃれなオフィス家具を設置することは、企業のブランディングに効果を発揮するでしょう。企業ブランディングには、企業広報・PRのみならず求職者に向けた採用広報も含みます。
例えば、コーポレートカラーや自社製品などを使って、企業の個性を打ち出せるような空間を作れば、ミッションや企業理念を効果的にアピールできます。オフィスは毎日出社する社員だけでなく、取引先や協業相手、投資家、採用候補者などさまざまな人が来訪するためです。
金融機関や一般ユーザーを含む、幅広いステークホルダーに対してメッセージ性のあるオフィス空間を作るために、おしゃれな家具を効果的に使うことが大切です。
社員エンゲージメントを高める
おしゃれかつ機能的なオフィス家具を取り入れて、働きやすいオフィス空間を作ることで、社員エンゲージメントの向上にもつながります。社員のエンゲージメントを高めるためには、おしゃれな見た目、デザイン性と機能面の両立が必要不可欠です。オフィス家具の見た目のかっこよさ、おしゃれさで気分を高める狙いと、使い心地や利便性・仕様によって仕事効率を高め、社員エンゲージメントを後押しするアプローチが考えられるためです。
業務効率や生産性をアップさせる
オフィス家具の質を高めることにより、業務効率や生産性の向上も見込めます。デスクを並べただけの殺風景なオフィスは、仕事をする分には困らなくても、居心地やモチベーションは上がらないでしょう。
おしゃれなオフィス家具を設置し、導線や空間の雰囲気などにもこだわることで、居心地の良いスペースが構築され、仕事にも集中しやすくなります。
おしゃれなオフィス家具メーカー
ここからは、おしゃれなオフィス家具メーカーとおすすめの製品を紹介します。海外ブランドならではの斬新なアイデアから生まれた機能的製品や、歴史的な有名作品を扱う大手メーカーまで幅広く網羅しています。オフィスをアップデートできるおしゃれな家具を見つけるために、ぜひ参考にしてみてください。
Vitra – ダンシング ウォール
画像：vitra.
Vitra（ヴィトラ）社は、1950年にスイスで創業した家具メーカー。半世紀以上の歴史を持つ老舗で、ミッドセンチュリーと称されるデザイン家具ブランドとして、世界的な知名度を持ちます。
「デザインを通して、私たちの日々の生活をより豊かなものにすること」を目標とし、サステナビリティの意識を持った製品展開を行っています
おすすめ製品「ダンシング ウォール」
自由度の高いモバイル式パーテーションです。取り外し可能なホワイトボードやファブリックパネルとフレーム、キャスター付き脚などで構成されており、自由に組み合わせが可能。オフィス空間の間仕切りやミーティングエリアでの板書など、幅広いシーンで柔軟な使い方が可能です。
arper – PIX 87
画像：arper
arper（アルペール）社は、1989年にイタリアで創業した家具ブランド。洗練されたデザインと機能美が特徴で、素材を極限までそぎ落とす高度な技術力により、すべてのプロダクトにおいて多様な素材とシンプルさのバランスをキープしています。
2001年に発表したオリジナルコレクションは世界的に評価を受け、商業施設やオフィスなどに多く導入されました。流行に左右されず、耐久性のあるタイムレスな家具を生み出しているのが特徴。また、持続可能な製品づくりのために環境部署を設置し、FSC認証など環境保護に関するさまざまな認証を取得しています。
代表製品「Pix」
日本人デザイナー岩崎一郎氏によるスツールシリーズ。 柔らかでありつつ洗練されたラインが印象的で、多くの形状や素材、色、サイズから自由に選択可能。コンパクトなベンチや、足を伸ばせるオットマンとして活躍します。
HAWORTH – Cabana Lounge
画像：HAWORTH
HAWORTH（ヘイワース）社は、1948年にG.W.ヘイワース氏により設立されたアメリカの家具メーカー。木製家具の工房から、現在はヨーロッパや中国にもデザインセンターを構えるオフィスインテリア産業のグローバルリーダーへと成長を遂げてきました。
常に世界中で才能を探し、活躍している建築家やデザイナーとパートナーを組んで、新鮮なアイデアと最高品質な製品を提供することを目指しており、よりサステナブルな調達を実現すべくソリューションを工夫し続けています。
代表製品「Cabanaラウンジ」
ミニマルで機能美を備えたソファシステム。背もたれがパーテーションの役割も果たしています。多様なニーズに対応できる柔軟な設計で、座りながら会話や作業する姿勢をサポートする短めの座面が特徴的。スリムで無駄のない脚部など、細部までこだわりが行き届いています。
HermanMiller – イームズ ラウンジチェア&オットマン
画像：HermanMiller
HermanMiller（ハーマンミラー）社は、1923年に創業したアメリカの家具メーカー。1930年代に伝統様式の家具からモダンデザインの家具へと転換し、製品の質の完璧さの追求をスタートしました。
その後、 George Nelson（ジョージネルソン）やCharles＆Ray Eames（イームズ）、Isamu Noguchi（イサムノグチ）といったデザイン史上に名を残す多くのデザイナーとパートナー契約を締結。アメリカンミッドセンチュリーを代表する家具を多数世に輩出しています。
代表製品「イームズ ラウンジチェア&オットマン」
Charles＆Ray Eames（イームズ）の代表作品の1つ。高級生地・レザーと合板のペアリングはカジュアルながら高級感も感じられます。1956年に初登場して以来、「リラックスの本当の意味を体現する」現代的ラウンジチェアとして圧倒的な人気を誇る製品です。
knoll – Rockwell Unscripted® Steps
画像：knoll
Knoll社は、1938年にニューヨークで設立されたメーカー。ドイツのバウハウスと、アメリカのクランブルック双方のデザイン思想を合わせた製品開発が特徴です。
Mies van der Rohe（ミース・ファン・デル・ローエ）やEero Saarinen（エーロ・サーリネン）などのコレクションを中心とした「Knoll Studio」と、快適で革新的なオフィス環境を提供する「Knoll Office」、機能的で革新的なモダンデザインを供給し続ける「Knoll Textiles」の3つで構成されています。
代表製品「Rockwell Unscripted® Steps」
Knoll Officeが手掛けるブロック状の家具。シンプルな立方体のフォルムは積み木のような仕組みで、簡単に組み替えが可能です。オープンスペースに設置すれば、ミーティングや講演の観覧席としての活用ができる点も魅力。
おしゃれなオフィス家具ならソーシャルインテリア
おしゃれなオフィス家具を取り入れ、オフィス空間にデザイン性と機能性を持たせることで、企業ブランディングや社員のエンゲージメント、業務生産性の向上といった多くの効果が期待できます。
ただ、今回紹介した家具ブランドを含め、洗練されたオフィス家具の導入にはある程度のコストがかかります。そこで、サブスク方式で一定期間レンタルできるソーシャルインテリアの利用もおすすめです。
ソーシャルインテリアでは、初期費用を抑えて希望のオフィス家具を導入できます。契約期間の変更にも対応しており、気に入った家具は購入してそのまま使い続けることも可能です。オフィスの空間デザイン全般のご相談もお受けできますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
