おしゃれなデスクの選び方|デザイン性・機能性が高いおすすめブランドも紹介

オフィスのデスクは、デザイン性と機能性のバランスが重要です。業務を円滑に遂行するためには機能や性能は担保しなければなりませんが、デザインを疎かにするとオフィスの雰囲気や企業イメージを損ないます。

この記事では、おしゃれなデスク選びのポイントである素材や色、脚の形状、タイプの種類について紹介します。必要な機能を備えたデザイン性の高いデスクをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

おしゃれなデスク選び方1:素材から選ぶ

デスクに使われる素材には、木材や金属、ガラスなどがあります。部屋やインテリアの雰囲気に合わせて、デスクの素材を選びましょう。

1 木製

IKASAS ARNE STUDY DESK

木材は、自然のぬくもりや温かみが感じられる素材です。温度や湿度の影響を受けにくく、加工性も高いことから多くの家具に用いられています。木製のデスクは他の家具とも相性が良く、幅広いスタイルの空間に取り入れられるでしょう。

木製デスクに用いられるのは、薄い木の板を張り合わせた合板が主流です。使われる木材の種類によってテイストや硬度、値段が変わります。

2 スチール製

MASTERWAL PT1 DESK

スチール製のデスクは、金属特有の光沢や無機質さが印象的で、男性らしいインテリアやモダンテイストの部屋によく使用されています。軽量かつ高い強度があり、細身な脚やフレームのデスクも作りやすい点が特徴です。

パソコンや家電、スチールパイプを組み立てたメタルラックなどとも合わせやすいでしょう。

3 ガラス製

USM ハラー USM ハラーテーブル

ガラス製のデスクというと、天板にガラスを用いたものが一般的で、ガラスが持つ透明感と反射光が特徴です。デスクを置くだけで、洗練されたスタイリッシュな空間へとアップデートできます。

ガラスの天板は水や汚れに強く、ドリンクなど液体をこぼしてしまっても拭き取りやすいというメリットがあります。ただ、衝撃により割れやすい点には注意が必要です。

おしゃれなデスク選び方2:色から選ぶ

デスクの色選びは、部屋の印象や雰囲気に大きく影響します。壁紙やインテリアと同一あるいは同系統の色のデスクを置くことで、空間全体の調和が生まれ、まとまった印象を与えます。一方、部屋と反対色のデスクを選ぶと、アクセントとして空間を引き締めることも可能です。

また、デスクの色はデザイン性以外にも、作業性や気分にも影響を与えます。寒色系は集中力を高める、暖色系はリラックス効果が見込めるといった色の効果を活用することで、快適な仕事環境が実現します。特にデスクはオフィスにおけるメインの家具であり、接する時間も長いため、色の影響を考慮して選ぶことが大切です。

1 ライトブラウン

KOKUYO UPTIS

ライトブラウンは、デスクの定番カラーの1つです。色の幅が特に広い茶系のうち、色の薄いライトブラウンは天然木のようなナチュラルな風合いで、自然の温かみが感じられます。置き場所を選ばない汎用性の高さが特徴です。

2 ダークブラウン

CRASH GATE DOCK OFFICE SERIES DESK

同じブラウンでも、ダークブラウンになると重厚感と高級感が増し、引き締まった印象を与えます。モダンで洗練された雰囲気があり、応接室や社長室のデスクにも適したカラーです。落ち着いた環境づくりにも役立ちます。

3 ブラック

KOKUYO INVENT-SH インベントシェルフデスク

黒のデスクは、ダークブラウン同様に重厚感や落ち着きがあり、シックで都会的な印象を持ちます。生活感を抑えられるため、ともすれば無秩序になりやすいオフィスにぴったりです。壁紙が白など薄い色の部屋に置くと、部屋全体のバランスを取りやすいでしょう。

4 ホワイト

Vitra Map Table

ホワイトのデスクは、空間に明るさと清潔感をもたらします。部屋の広さに対して大きめのサイズのデスクを置いても、圧迫感を感じにくい点も特徴です。ただし、汚れや傷が目立ちやすく、天板の素材や仕上がり次第では安っぽく見えることがあるので注意しましょう。

おしゃれなデスク選び方3:デスクのタイプから選ぶ

デスクにはさまざまなタイプがあり、おしゃれさやデザイン性だけでなく、実用性や機能性も考慮する必要があります。オフィスの広さや空間レイアウト、使う人の業務内容といった条件も含め、トータルで最適なデスクを選びましょう。

1 片袖デスク

i+ 011: PERSONAL DESK

片袖デスクは、左右いずれかに引き出しが付いたタイプです。学習机と同じ分類で、最も一般的なデスクの種類といえます。備え付けの引き出しがあるため、収納やキャビネットを後付けする必要がない点はメリットです。

引き出しの分だけ足元が狭くなるため、合わせる椅子の幅には注意が必要です。

2 両袖デスク

OKAMURA ADVANCE(アドバンス)シリーズ

両袖デスクは、両側に引き出しがついたタイプのデスクです。片袖デスクは一般的な社員が使い、両袖デスクは管理職や役員クラス向けに使われるオフィスが多く見られます。

収納できる書類の量が多い分、片袖タイプのよりも横幅が広がるため、通路や椅子を引くスペースが十分確保できるか確認しましょう。

3 スタンダードデスク

ADRS Karla desk L

スタンダードデスクとは、椅子に座って使用するデスク全般を指します。袖引き出しなどの部材が付いていないシンプルなデザインが多く、狭いスペースや小さめのオフィスにも適しています。

色やサイズ、素材などのバリエーションが豊富で、空間やオフィスに適したデザインを見つけやすいでしょう。必要に応じて、引き出しやキャビネットを別途用意する必要があります。

4 ノートパソコン向け・デスクトップ向けデスク

Steelcase Flex テーブル

ノートパソコンやデスクトップ向けのデスクは、キーボード用のスライド板や高さ調節など多機能なタイプが充実しています。デスクトップの場合、モニターを置いても圧迫感が出ないよう、奥行きは50〜60cm以上が目安です。

パソコンと書類や本を並べて作業する場合は、十分なスペースが確保できる幅100cm以上が望ましいでしょう。パソコンの大きさや作業時間、作業場所の広さなどの条件を考慮してデスクを選ぶ必要があります。

5 カーブ型・ラウンド型デスク

カーブ型やラウンド型デスクは、天板の一部がカーブしている、あるいは輪郭が曲線のデスクです。椅子を置く位置がくぼんだ形で、椅子に座って作業する際に肘や手首の負担を軽減できるタイプが近年多く見られます。長時間パソコン作業をする場合におすすめです。

長方形デスクのように並べて配置することが難しく、デスクのサイズ以上に広いスペースを要します。部屋の広さやレイアウトにフィットするか確認してから購入しましょう。

6 昇降型デスク

OKAMURA REGAS(リーガス)シリーズ 3U21BB-MBJ3

昇降型デスクは、天板の高さを調節できるタイプのデスクです。ボタン1つで高さを変えられる電動式なら、使用時に工具なしで簡単に高さを変えられます。

持っている椅子と高さを合わせやすいので、机だけ買い換えたいときの選択肢として有用です。健康目的でスタンディングデスクとして使いたい場合にも向いています。

7 フリーアドレスデスク

フリーアドレスデスクとは、個別の利用者が決まっておらず、自由に使えるタイプのデスクです。図書館のパーティション付き座席のようなイメージで、好きな位置に座ることができるため、フリーアドレス方式のオフィスに向いています。

仕切りのない長机タイプは、個人が使わないときには会議室の机として使うことが可能です。

おしゃれなデスク選び方4:脚の形から選ぶ

デスクの脚は、デザイン性だけでなく、立ち座りのしやすさや隣の机との連結に関係しています。実際の使用シーンをイメージし、使いやすい脚のタイプを選びましょう。

1 T字

FIEL KD(Low)

T字の脚は、デスクの両サイドに付いているT字の脚です。足元のスペースを確保しやすく、椅子の立ち座りが多い場合に向いています。また、高機能タイプのオフィスチェアや回転式の椅子も好相性です。

2 L字

Artek REB005 カアリ デスク

L字の脚は、上から見るとL字に見えるタイプで、オフィスデスクによく見られます。T字タイプ同様に足元の空間を確保でき、すっきりとした印象です。天板をL型で支えるため、T字の脚よりも安定感があります。

3 4本脚

日進木工 トイデスク WOT-1715-O

4本脚は、天板の四つ角に設置する棒タイプで、ダイニングテーブルなど家庭用のテーブルでも多く使われています。天板の形や大きさによっては4方向から活用できるため、会議室でも活用しやすいタイプです。

4 パネル型

ARIKAE Sagyo Desk

パネル型の脚は、デスクの側面に取り付けるパネルタイプです。パネルで天板を支えるため、特に安定感があります。また、足元が隠れるため、周囲の視線を遮れる点もメリットです。

5 ループ型

OKAMURA SOLISTE(ソリスト)

ループ型の脚は、4本脚の両サイドの下部分をつなげたような、ロの字型の脚です。脚が固定されているため安定性を確保しつつ、パネル型よりも圧迫感が少なくすっきりとしたデザインです。

おしゃれなパソコンデスク選び方5:メーカー&ブランドから選ぶ

※並びは順不同となっております。

1 KOKUYO

「はたらく」「まなぶ」「くらす」ための豊かな場をつくることをフィロソフィーとしている国内オフィス家具メーカー。 働き方や使い方に沿って細かく配慮された機能性やバリエーションであらゆる空間にフィットします。

2 vitra.

世界的なデザイナーを起用し、メッセージ性のある家具を送り出しているスイスの家具メーカー。
歴史ある名作家具から現代の時代背景を反映した最新家具まで豊富なコレクションを取り揃えています。

3 Steelcase

世界のリーディングカンパニーとして100年以上の歴史を持ち、常に先端を走るアメリカのオフィス家具メーカー。人間工学のほかに働き方などの人間行動を研究し、それを革新的な製品にして提供し続けています。

4 COMPLEX

ミッドセンチュリー期のデザインを中心にモダンヴィンテージ家具をラインナップしたオリジナル家具ブランド。長く愛着を持って使い続けることを理念とし、別の使い手に継承するこだわりのモノづくりを行っています。

5 日進木工

家具の名産地、飛騨に創業した老舗メーカー。曲木を取り入れた脚物の木製家具を得意としています。すべて機械に頼ることなく人の手が入ったクラフト感があり、木のぬくもりを大切にした愛着の持てる製品を提供しています。

6 ASPLUND

常に世界のトレンドを見つめながら「半歩先をいく価値の提案」を念頭に、オフィスとホームのボーダレスなインテリア製品を展開するシリーズを提供。インテリアライフスタイルの楽しさや喜びを届けています。

オフィス家具の入れ替えを考えるなら【ソーシャルインテリア】に相談ください!

オフィスにおしゃれなデスクを設置することで、従業員のモチベーションアップや生産性の向上といった幅広いメリットが期待できます。オフィスの広さやレイアウト、業務内容に応じて適切なタイプを選ぶことが大切です。デスクの素材や色、脚の形状などの種類をチェックして、自社にマッチするデスクを導入しましょう。

ソーシャルインテリアでは、中古家具や新品家具のサブスクリプションサービスを通じて、オフィス空間の構築や現状の課題解決を提案しています。オフィスのコンセプトやご要望に合せたオフィスデスクのご提案も可能です。簡単な入力で資料請求が可能ですので、まずは下記よりお気軽にご相談ください。