ロッカーを整理整頓しないとだらしない印象がつくだけでなく、周囲の気分を害する可能性もあります。モノが見つからないと仕事にも影響が出てしまい、業務効率の低下にもつながるおそれも。
本記事では、オフィスのロッカーをキレイに保つためのポイントや上手に使うための収納術を解説します。役立つ収納グッズも活用しながら、整理整頓されたキレイなロッカーを目指しましょう。
目次
オフィスのロッカーをキレイに保つためのポイント
「ロッカー内のモノを探すのに時間がかかる」「ごちゃごちゃしていて取り出しづらい」などの悩みを抱えている方は、ロッカーの収納方法に問題があるのかもしれません。
- 物の住所を決めていつも同じ場所に収納する
- 必要なモノ・不要なモノを選別する
- ロッカーのサイズ・形状に合う収納グッズを使う
- スペースに余白を作る
- 定期的に整理整頓・モノ選別を行う
まずは、オフィスのロッカーをキレイに保つためのポイントを紹介します。
1. 物の住所を決めていつも同じ場所に収納する
ロッカー内に収納する物の住所を決めておくことで、「どこに何が置いてあるか」が明確になります。収納する場所は、使用頻度に合わせて決めていくのがおすすめです。使用頻度ごとの収納例は、次のとおりです。
手前側:毎日使用する歯ブラシセットなどの衛生用品
奥側 :いざというときに役立つ予備のストッキングや折りたたみ傘
いつも同じ場所に収納しておけば、モノを探す時間が短縮できます。すべての住所を細かく決めるのではなく、「衛生用品」「ランチグッズ」などカテゴリー別に収納するだけでも、ロッカー内がすっきりします。
2. 必要なモノ・不要なモノを選別する
ロッカーに収納しているモノのなかには、「ほとんど出番のない不要なモノ」もあるのではないでしょうか。ロッカーをキレイに保つためには、必要なモノ・不要なモノを選別して、本当に必要なモノのみを残すのがポイント。ロッカー内には、次のモノがあると便利です。
- 制服
- 上着
- 着替え
- 予備の靴
- 予備のストッキング
- ランチグッズ
- 歯ブラシセット
- 救急セット
- ソーイングセット
- ティッシュ
- 生理用品
- 消臭スプレー
- 折りたたみ傘
小さなバッグを用意してランチグッズや歯ブラシセットをまとめて収納しておくと、探す手間が省けます。ソーイングセットや救急セットはあると便利ですが、社内に備品として置いてあったり使用頻度が低かったりする場合不要なモノに分類しましょう。
3. ロッカーのサイズ・形状に合う収納グッズを使う
一般的にオフィスで使用されているのは縦長の細いロッカーです。衣服をハンガーにかけて収納するには便利ですが、底板から積み重ねるようにモノを置いてしまうと、ロッカー内が雑然とした印象になります。
ロッカーのサイズ・形状に合う収納グッズを使うことで、整理整頓がしやすくなり、内部がキレイに保てます。おすすめの収納グッズについては、のちほど詳しく紹介します。
4. スペースに余白を作る
ロッカーのスペースに余白を作ることは、「モノが取り出しやすくする」「荷物の増加に対応しやすくなる」という2つのメリットがあります。ロッカーにモノを詰め込みすぎると、奥に収納したものをスムーズに取り出しづらくなるうえに、ロッカー内の見通しも悪くなり、モノを探す手間が増えることもあるでしょう。
さらに、収納グッズを活用してキレイな状態にしても、思いがけず荷物が増えてしまう可能性があります。急に荷物が増えたとき、スペースに余白がないと無理やり詰め込むことになり、ロッカー内が散らかってしまいます。ロッカー内をキレイに保つためにも、余裕を持った収納を心がけることが大切です。
5. 定期的に整理整頓・モノ選別を行う
「プライベートは整理整頓が得意なのに、ロッカーは散乱しがち」という人は少なくありません。業務が立て込んでいたり、急いで帰り支度をしていたりすると、ロッカーの状態にまで気を配ることが難しくなります。そのようなときは、ロッカー内の整理整頓を習慣づけることで、キレイな状態が保ちやすくなります。たとえば、次のような自分だけのルールを設けるのもおすすめです。
- 毎週月曜日始業前にロッカーを整理整頓する
- 毎月最終日にロッカー内のモノの選別を行う
あくまで業務が最優先となるため、これらのルールは絶対ではありません。整理整頓やモノの選別を行う目安を決めておくことで、習慣化しやすくなります。
オフィスのロッカーを上手に使うための収納術
収納グッズを活用することで、ロッカーの収納力は向上します。
- ウェアホルダーや突っ張り棒で縦の空間を有効活用する
- カゴやバスケットで細々したものをまとめる
- ワイヤーネットやマグネットボックスで扉の内側に収納を作る
- 衣類を複数保存するなら省スペースハンガーで収納力を上げる
ここからは、上記のオフィスのロッカーを上手に使うための収納術や便利な収納グッズを紹介します。
1. ウェアホルダーや突っ張り棒で縦の空間を有効活用する
ウェアホルダーとは、ロッカー内にあるバーに吊り下げて使う収納です。3段から6段程度に仕切られており、それぞれのスペースにアイテムが収納できます。ウェアホルダーには、次のものを収納するのがおすすめです。
- 上着
- 着替え
- ランチグッズ
- 歯ブラシセット
吊り下げ収納があれば、衣類以外のアイテムも整理整頓しやすくなります。また、突っ張り棒を取り入れることで、ロッカー内の自由な場所に「棚」が設置できます。突っ張り棒で棚を作る場合は、消臭スプレーや折りたたみ傘など、使用頻度が低く軽いものを収納しましょう。
2. カゴやバスケットで細々したものをまとめる
カゴやバスケットは、ティッシュや生理用品などの細々したものをまとめるのに向いています。オフィスのロッカーにおすすめのタイプには、次の3つがあります。
- 中が見えるタイプ
- 重ねられているタイプ
- 蓋が付いているタイプ
「中が見えるタイプ」は、ひと目で収納したものが把握できる一方で、整理整頓されていないとだらしない印象を与えてしまうため注意しましょう。使用頻度の低いものは、「重ねられているタイプ」、汚したくないものは「蓋が付いているタイプ」など、シーンに合わせた商品を選ぶと、上手に収納できます。
3. ワイヤーネットやマグネットボックスで扉の内側に収納を作る
オフィスのロッカーは、扉の内側も収納スペースとして活用できます。ワイヤーネットとは、スチールやアルミ素材のワイヤーが格子状になった収納アイテムです。扉の内側にフックを取り付けて、そこから吊るすようにワイヤーネットを設置します。ワイヤーネットに直接引っかけたり、フックの付いた小物ケースを組み合わせたりすることで、さまざまなアイテムが収納できます。
同じような感覚で、マグネットボックスを使っても扉の内側に収納スペースが作れます。ペンやハサミなどの筆記用具のほか、ハンドクリームや目薬などを収納するのもおすすめです。
4. 衣類を複数保存するなら省スペースハンガーで収納力を上げる
省スペースハンガーとは、複数のハンガーを連ねることでスペースが節約できるアイテムです。制服や薄手のアウター、顧客対応時に着用するジャケットなど、ロッカー内で複数の衣類を保管するときに役立ちます。横型と縦型の2種類があるため、ロッカーのサイズや形状に合わせて選びましょう。
ロッカー内で使用するハンガーは洋服の滑り落ちを防止する加工がされていると便利です。型崩れが気になるニットやシャツを収納するときは、円弧状のハンガーを使うことで服の形がキレイに保てます。
オフィスのロッカー選びなら「ソーシャルインテリア」にお任せください
収納グッズを活用することで、オフィスのロッカーをキレイに保ちやすくなります。ロッカーをキレイな状態に保つためには、物の住所を決めて定期的に整理整頓することも大切です。ただし、ロッカーが小さすぎると収納術のメリットを生かしきれない可能性があります。
「ロッカーに私物が収まりきらない」「ロッカー内が雑然としている」といった場合は、ロッカーの見直しも検討してみましょう。ソーシャルインテリアでは、ロッカーのサブスクリプションサービスをご用意しています。サブスクを利用することで、初期費用が大幅に削減でき、利用期間もフレキシブルにお選びいただけます。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。