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PROJECTファインディ株式会社
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SCALE2,781.62㎡
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CATEGORYオフィス移転
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YEAR2024
快適空間でパフォーマンスUP! 社員の満足度向上に繋がるオフィス移転
ファインディ株式会社様
- SCALE
- 2,781.62㎡
- CATEGORY
- オフィス移転
- YEAR
- 2024
- MEMBER
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Project Management:Chika Katsura
Construction Management:Shinri Suzuki
Design Direction:Keiichi Katayama(cozzi.inc)
INTERVIEW
インタビュー執行役員 田中 栄一 様
経営管理部 大越 希容 様
出社することで業務効率が上がるようなオフィスに
移転前のオフィスの課題として第一にあげられたのが、社員数の増加によるキャパシティ不足です。それにより社員から出社しづらい、出社しても仕事がしにくいという声も上が上がっていました。
そのため、スペースの拡張は必須条件でした。
また、立地の課題もありました。以前のオフィスは最寄り駅から遠くやや不便に感じていたので、現オフィスは社員が通いやすく、お客様も足を運びやすい場所を選びました。
他、会議室の不足やネットワーク環境の不良などにも課題を感じていましたので、それらを踏まえ、出社したくなくなる要因を減らす=出社することによって業務効率が上がるようなオフィス・レイアウトを目指しました。
“集中と交流”の両立を目指して
提案内容の良さがソーシャルインテリア様を選んだ率直な理由です。
レイアウト単体のご提案だけでなく、レイアウトを選定した理由、メリットが具体的に提案に含まれていた点に魅力を感じました。
また、予算に限りがある中で、費用削減につながる工夫が提案に盛り込まれていたことも選定理由の大きな要素になりました。
これらのことから信頼性を感じ、貴社にプロジェクトをお任せすることに決めました。
今回のオフィス移転で最もこだわった点は、社員一人ひとりが集中して業務に取り組める環境を構築すること。固定席制として、オンライン会議に特化したスペースも確保することで、業務効率の向上を目指しました。
部署間の連携を促進するため、コミュニケーションが活発に行えるようなエリアも設けています。
オフィス全体の意匠は、当社のブランドガイドラインに準拠し、統一感のある空間に仕上げました。華美な装飾を避け、シンプルで機能的なオフィスを目指した点も特徴の一つです。
社内外の方々の交流を促すべく、コミュニティスペースを設けました。ファインディ社員にとって、他社員との交流がアイデア創出やモチベーション維持に繋がると考えており、このスペースを通じて、活発な意見交換や新たなコラボレーションが生まれることを期待しています。
移転で実現した快適なオフィス空間
移転当初から、出社しやすくなったという社員の声が多く聞かれました。オフィス環境の改善によって、実際に出社頻度が増えています。
また、オフィス移転を機に、様々な社外向けイベントを開催するようになり、お客様やイベントに申し込んで下さった方など、多くの方をお招きする機会も大幅に増えました。
さらに、社内イベントも積極的に開催することで、社員間の交流が深まり、社内の活性化にも貢献できています。
会議室や商談スペースに関しても、以前は不足していた部分がありましたが、現在のオフィスでは十分な数量・スペースを確保できているため、その点もうまく改善されているのかなと思います。
より社員が使いやすいオフィス環境に
オフィス中央部にパントリーを設け、その周辺にソファを配置するなど、リラックスできる空間は作られてはいますが、オフィスが大幅に広くなったこともあり、まだその空間を活用しきれていないというのが正直なところです。
一部の社員は、時折ソファでくつろいでいる姿も見られますが、全社員が積極的にコミュニケーションをとるような空間として、もう少し工夫の余地があると感じています。
例えば、社員同士が自然と集まりやすいような仕掛けや、イベントを企画することで、活気あふれる空間にできるのが理想的だなと。
今回のオフィス移転に伴い、様々な新しい試みを導入しましたが、我々の意図した通りにそれらを社員が活用できていない状況がいくつか見られます。
例えば、この扉は押すのか引くのかなど、直感的に分かりにくい部分があることが、一例として挙げられます。このような小さなことでも、社員が迷わずスムーズに作業できるように、設計段階でより工夫を凝らすことができたなと。
そこは次回の移転の際の課題ですね。