• PROJECT
    ゴウリカマーケティング株式会社
  • SCALE
    435.96㎡
  • CATEGORY
    オフィス移転
  • YEAR
    2024

エントランスから執務室まで ”GOURICA”らしさを感じるオフィス空間

ゴウリカマーケティング株式会社様

ゴウリカマーケティング株式会社様のオフィス移転プロジェクトにおいて、プロジェクトマネジメント及び設計・デザインからインテリアコーディネート・家具導入までワンストップで担当させていただきました。
SCALE
435.96㎡
CATEGORY
オフィス移転
YEAR
2024
MEMBER

Project Management:Yukine Koshi
Construction Management:Ryo Ozawa
Design Direction:Shiina Takeuchi

INTERVIEW

インタビュー
ゴウリカマーケティング株式会社 | 金子 希 様

実現したい場づくりを明確に設定

移転前の要項として、対社外的にはお客様や採用候補者に”GOURICAらしさ”を感じてもらう場を、対社内的にはより仕事にフォーカス、集中できる場を実現したいという明確な目的がありました。

以前のオフィスでは、1階がエンジニア、4階はセールス、というように部署ごとに同じフロアに固まってしまう傾向にあり、部署間の連携が難しく、出社状況も把握しづらいという課題があったため、今回のオフィス移転では、ワンフロアオフィスを採用し全ての部署を同じフロアに集約することで、出勤状況の可視化と部署間の情報共有の円滑化を目指しました。

さらに、社員から「会社では周りの雑音が気になって集中できない」という声も多かったため、出社しても生産性が低下しないオフィス環境にしたいという要望もありました。

 “図書館のような執務室”が体現された空間

今回の移転のコンセプトとして、コンペの参加企業様には主に以下のような要望を出していました。

 

■オフィスエリアと来客エリアを明確に分けること

以前のオフィスは、社長室の隣にガラス張りの執務室があり、プライバシーが確保できていなかったため、

お客様をお迎えするエントランスを重厚感と高級感のある作りにし、安心感を持っていただけるようにしたい。

 

■”人に寄り添う合理化で、世界をもっと自由に、もっとゆたかに”というパーパスを体現する空間

・有機的なイメージを取り入れたオフィスデザイン

・読書家である代表の希望を取り入れ、図書館のような雰囲気の静かで集中しやすい環境の執務室

 

ソーシャルインテリア様の提案は、有機的な曲線のデザインや間接照明の使い方などが私たちのイメージにぴったりでした。図書館のような執務室という難しいオーダーに対しても、代表の頭の中をそのまま体現したかのような提案が出てきたので非常に驚きましたね。もともとある型の中から提案するのではなく、私たちの要望に真摯に応えようとしてくださっている姿勢がとても印象的でした。

実際にプロジェクトが始まっても、ソーシャルインテリア様ならオーダーに対して誠実に対応してくださると感じたため、実際の案件も依頼させていただきました。デザイン力はもちろんですが、私たちの希望に寄り添おうとする皆さまの姿勢がありがたかったです。

 適切なゾーニングで集中・交流がしやすいオフィスに

新オフィスのゾーニングは来客スペース、執務スペース、ブースミーティングスペースの大きく3つ。

来客スペースであるエントランスは、当初のコンセプト通りの空間を実現できていると考えています。

執務室に関しては、これから本を揃えて作り込んでいきたいと考えていますが、フォンブースを導入したり、カジュアルに会話できるスペースを設置したりしたことで執務室全体が静かになり、以前のオフィスよりも集中しやすい環境になりました。

ブースミーティングスペースは、単に執務室の中にブースが置かれているのではなく、会議に集中できるように照明が暗めで、執務室とは雰囲気をがらっと変えているため、元々あった雑音があって集中できないという課題も、解消できたのではと感じています。


移転によって4フロアからワンフロアになったことで、部署間の連携が非常に取りやすくなりました。

さらに、部署ごとの島型レイアウトを採用することで、部署内ですべき会話は部署の島で、他の部署との会話はその部署に出向いて、というように部署内外双方との会話を適切にできる環境が整いました。

このレイアウトに関して、以前担当の方から、「キャンプ場をイメージした」と伺っていて、それが今でも印象に残っています。

元々は4つのフロア(エリア)にわかれてキャンプをしていたのを、1つのフロアに4つのテントを張ったイメージで、テント(=部署の島)内でコミュニケーションは取りやすく、一歩外に出れば他の社員と交流ができる空間。コンペのときにそのお話を伺ったんですが、オフィスが完成した今、まさにそのイメージ通りになっているなと感じます。

“GOURICAらしさ”がさらに表現できる空間へ

今後はたくさんの本棚がある空間を活かして、より「GOURICA」らしさを表現していきたいですね。

図書館のような執務室をアップデートさせて、将来的には社外の方を招いて勉強会を開くことなども検討しています。

現在のオフィス環境には満足していますが、会社は急速に成長中で、人数も増えているため、2〜3年後にはまた移転をすることが予想されます。

次回の移転には、現在のオフィスの使い勝手を踏まえた上での提案がもちろん必要になるので、ぜひその時もソーシャルインテリア様にお力添えいただきたいと思っています。

今回の移転プロジェクトをスタート地点として、移転のたびに長期的にご支援していただけるのが理想ですし、

さらにアップデートするためにどうすれば良いかを一緒に考えるパートナーになっていただけると嬉しいです。

今回の案件に携わった弊社代表もデザイナーも私も、ソーシャルインテリア様に移転をご担当いただけたことに非常に満足しています。ぜひまたご一緒いただければ幸いです。

ゴウリカマーケティング株式会社

「企業のマーケティング効果を最大化させる」ことを理念とし、主に5つのサービス(Magonote・Go Works・Go Insight・Go Analytics・Go dx)を開発・展開。
デジタル化が急速に進むマーケティング領域において、「技術力」「人材力」「ネットワーク力」を強みとし、
マーケターのDX、顧客やパートナー企業の連携、これまで見ることのできなかったデータの見える化などを実施。「人に寄りそう合理化で、世界をもっと自由に、もっとゆたかに。」というパーパスの実現を志しています。


編集後記(マーケティング担当より)

ゴウリカマーケティング株式会社の金子 希様に、移転の経緯やソーシャルインテリアを選んだきっかけ、オフィス移転後の運用などを伺いました。
ラグジュアリーで来訪者に安心感を与えるようなエントランスや、図書館をイメージした執務室など、ゴウリカマーケティング様らしさが節々に感じられる素敵なオフィス。移転後のレイアウトやインテリアが、実際に業務の効率化にも繋がっているようで大変嬉しく思います。
次回の移転の際にもぜひご一緒させていただけますと幸いです。この度はお忙しい中貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました!


Kenta Ohno