オフィス環境を美しく効率的に整えるため、壁面収納は欠かせないアイデアです。しかし、どのように配置をすればよいかわからない、どの商品を選べばよいかわからないなどのお悩みを抱える人事・総務担当者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、オフィスの壁面収納の特徴やメリット、選び方、多彩な活用方法など、網羅的に解説します。オフィス空間の最適化に関心をお持ちの企業様にとって、有益な情報が詰まった内容となっています。優れた解決策となる壁面収納の魅力を探ってみましょう。
目次
オフィスの壁面収納を設置するメリット
オフィスの壁面収納は、多くのメリットをもたらします。ここでは、壁面収納ならではの特徴と魅力に焦点を当て、メリットを詳しく紹介していきます。
大容量の収納力がある
オフィスに壁面収納を取り入れることで、天井までのスペースを有効活用でき、大容量の収納が可能となります。大量の資料や提案書など、重要な書類を整理整頓してまとめるのに最適です。
さらに、カテゴリごとに収納場所を区分することで、整理整頓が容易になり、紛失を未然に防止可能。壁面収納は、限られたオフィススペースを最大限に生かす手段として優れています。
整理整頓されたオフィス環境は、生産性の向上にも貢献します。工夫次第でスペースの制約を乗り越えて、効率的なオフィス環境を構築する一助となるでしょう。
レイアウト・雰囲気を変更できる
壁面収納は、取り入れるだけでオフィスの雰囲気を一新する手段です。天井いっぱいまで使った収納であれば、広々とした印象を生み出すことができますし、パーテーションのようにスペースを区切る手段として配置するのも良いでしょう。
また、カスタマイズができることも壁面収納の特徴です。幅や高さ、奥行きなど、スペースに合わせて調整できる商品が多いため、オフィスの形状に左右されず柔軟にレイアウトの変更が可能です。
空間全体のイメージを変えるおしゃれなデザインの壁面収納など、バリエーションも豊富です。オフィスの壁面収納は、自由度の高い空間アレンジを実現し、オフィスの魅力を一層引き立てることができるでしょう。
収納以外の機能も魅力
壁面収納には収納機能だけでなく、さまざまな付加価値があります。例えば、パーテーションとして使用することで、プライバシーの確保やエリアを区切る効果があります。また、デスクカウンターがついているタイプや、モニターを置けるスペースが設けられたタイプも存在します。
さらに、棚板の位置や高さを変えられるタイプであれば、収納したいアイテムに合わせて柔軟なカスタマイズが可能です。レコードラックや食器棚としての活用、文房具、印刷用紙、PC周辺機器を収納するボックスなど、整理したいものに応じて調整をおこなえます。
壁面収納は、用途に合わせて多様な機能を選択できるため、オフィスの使い勝手を向上させることにもつながりるでしょう
オフィスの壁面収納の種類
オフィスの壁面収納には、さまざまな種類が存在します。ここでは、代表的な壁面収納の種類を紹介します。
スチール製・スチールキャビネット
オフィスの壁面収納で、よく選ばれるのがスチール製キャビネットです。スチール書庫やスチール収納とも呼ばれており、その高い耐久性とシンプルなデザインから、多くのオフィスで重宝されています。
オフィスでは、シンプルで明るい色合いのものが好まれることが一般的ですが、選択肢として白やオフホワイトの他にも、黒やグレー、茶色などのカラーバリエーションがあります。。また、タイプも多岐にわたり、両開き戸、引き違い戸、ラテラルタイプなど用途やイメージによって選択が可能です。
スチールは耐久性も高く、重要な書類やアイテムを安全に収納できるメリットがあります。さらに、鍵付きタイプであれば、機密性の高いものを保管できるのも特徴です。
オープン棚
オープン棚は、オープンシェルフやオープン本棚、ユニットシェルフという呼び名としても知られています。扉が無いタイプの棚で、「見せる収納」を重視したデザインが特徴です。収納物が手軽に取り出せるため、使い勝手に優れ、効率的に収納ができます。
また、多目的に利用でき、書類、本、小物などさまざまなものを収納可能。観葉植物やオブジェなどを配置すれば空間演出効果も見込めます。オフィスの雰囲気を明るく、開放的に演出することで、ポジティブなオフィス環境の構築に役立つでしょう。
アイテムの取り出しやすさと、オフィスのアクセントとしての役割を兼ね備えている点が魅力です。
収納システム(収納庫)
収納庫や壁面収納庫とも呼ばれるこの種類は、オフィスの壁面収納の中でもデザインや大きさが揃えやすく、システムとしての収納効果が高いのが特徴。オフィス内での統一感を重視する場合に適しています。
収納物の大きさや種類に合わせて、2枚・3枚引き違い戸、ガラス両開き扉、ラテラル、トレーユニット、パーソナルロッカーなど、多くのバリエーションが存在します。オフィス内にデッドスペースを作らないよう、上手く収納庫の種類を選択しましょう。
収納庫の種類やデザインがばらばらだとスペースが無駄になり、収納の効率が低下します。オフィスの壁面収納には、さまざまなアイテムを効果的に整理し、自在に組み替えが可能な収納システムがおすすめです。
オフィスに壁面収納を導入する流れ
それでは、オフィスに壁面収納を取り入れる基本的な流れを確認しましょう。簡単な4つのステップで説明します。
用途を決める
まず始めに、壁面収納をどのような用途で使用するかを明確にしましょう。単に書類の収納として使うのか、デスクやテレビ台を設けて使うのか、あるいは多様なアイテムを保管するために使用するのかなど、目的を明確にすることが重要です。このステップにより、壁面収納の利用目的が明確になり、最適な配置やデザインを決定しやすくなります。
収納量・大きさを検討する
次に、必要な収納量と大きさを検討しましょう。具体的なアイテムや書類の量に基づいて、どれくらいの収納スペースが必要なのかを確認します。現在の収納スペースの寸法や、保管が必要なアイテムの数などを見直すことで、自社に最適な壁面収納の種類やコマ数、奥行きを絞り込むのに役立ちます。
設置場所を決める
続いて、壁面収納の最適な配置場所を検討します。オフィスのレイアウトや動線に合わせて、収納スペースをどこに配置すると効果的かを考えましょう。
フロアの中央に配置して仕切りのように使うのか、壁全体に設置して広範な収納スペースを確保するのか。配置場所の決定はオフィスの利便性や視覚的な印象に大きな影響を与えます。
種類・デザインを選ぶ
最後に、壁面収納の種類とデザインを選びます。先の章で紹介した、オープン棚、スチール棚など、壁面収納の種類や素材、デザインを検討しましょう。オフィスのスタイルやニーズに合わせて、イメージや機能性を考慮しながら、最適な壁面収納を選択することが大切です。
これらのステップを踏むことで、オフィスに壁面収納を導入し、効果的に活用する準備が整います。
壁面を有効活用してオフィスを自由にデザインしよう
壁面収納をひとつ取り入れるだけでも、オフィスの印象はガラッと変わります。壁面を有効活用することで、効率的で自由なオフィスデザインが実現できるでしょう。
ソーシャルインテリアでは、壁面収納の選定はもちろん、オフィスづくりをトータルでサポートする「併走型オフィス構築」の支援に強みがあります。大型家具の導入、レイアウトの決め方に不安がある場合は、ぜひソーシャルインテリアにお任せください。
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