リフレッシュルームで生産性UP!導入のメリット&設置時のポイントを解説

近年、リフレッシュルームを導入する企業が増えています。リフレッシュルームは従業員の休憩室として使えるだけでなく、社内コミュニケーションの活性化や企業イメージの向上にも役立ちます。

この記事では、オフィスのリフレッシュルームが増加している理由や導入のメリット、重視したいポイントを解説します。企業事例を参考にしながら、自社ならではのニーズやコンセプトに合わせたリフレッシュルームの構築を目指しましょう。

オフィスのリフレッシュルームが増加している理由|導入のメリットとは?

リフレッシュルームが注目されている背景として、下記5つの理由が挙げられます。

  1. 社員のパフォーマンスが向上する
  2. 社内コミュニケーションが活性化される
  3. イノベーションを促進する
  4. 従業員満足度が高める
  5. 企業イメージを向上させる

ここでは、オフィスのリフレッシュルームが増加している理由や導入のメリットを解説します。

1. 社員のパフォーマンスが向上する

業務の効率化を図るためには、適度な休憩が欠かせません。リフレッシュルームを導入することで、周りの視線を気にせず休憩でき、リラックスして過ごせます。

パソコン作業が続く場合、1時間に10〜15分程度の休憩が必要だといわれています。疲れやすい業務では、こまめに心身を休ませることがパフォーマンスの向上につながります。

2. 社内コミュニケーションが活性化される

良好な人間関係が築けている組織は、情報共有が適切に行えるため、業務もスムーズに遂行できます。上司や同僚と活発に意見交換ができる職場は、ストレスの軽減にも効果的です。

リフレッシュルームを導入することで、社内コミュニケーションの活性化が期待できます。業務で関わり合いのない従業員同士が交流できるのも、リフレッシュルームのメリットです。執務スペースとの違いをはっきりさせることで、仕事以外の話をしやすくなり、お互いへの理解が深まるでしょう。

3. イノベーションを促進する

リフレッシュルームを「イノベーション促進の場」と捉えている企業は少なくありません。人はリラックスした状態だと、新しいアイデアをひらめきやすいといわれています。とくに、「緊張と弛緩」のように思考が大きく切り替わるタイミングは、インスピレーションを得るチャンスです。

執務スペースとは異なる雰囲気に作りこむことで、オンとオフが切り替えやすくなり、アイデアの創出に役立ちます。

4. 従業員満足度が高まる

従業員満足度を高めることで、「顧客によりよいサービスが提供できるようになる」「会社の業績が上がる」「利益を従業員に還元しやすくなる」といった好循環が生まれます。

リフレッシュルームの導入により、従業員は質の高い息抜きができるようになり、会社に対する満足度が向上します。従業員満足度を意識した施策を講じることは、離職率の低下や、人材の流出を防ぐといった効果も期待できます。

5. 企業イメージを向上させる

オフィス環境を整備することは、社外からのイメージ向上につながります。おしゃれなリフレッシュルームは、風通しの良い企業風土や整った職場環境、健康増進のアピールとしても有効です。

また昨今では従業員の健康に配慮した「健康経営」への取り組みに注目が集まっています。これまで、個人の問題として捉えられがちだった健康維持について、企業が積極的にサポートしていく姿勢が求められているのです。リフレッシュルームの導入は、健康経営の一環としてもおすすめ。健康経営の推進により、体調不良やストレスが原因の退職者や休職者を減らすことができるでしょう。

リフレッシュルームの効果を上げるおすすめ機能

リフレッシュルームの効果を上げる機能として、下記4つを紹介します。

  1. 作業・ミーティングに使えるスペース
  2. 身体を休めるための設備
  3. ドリンク設備・間食サービス
  4. ユーモアと遊び心があるアイテム

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 作業・ミーティングに使えるスペース

リフレッシュルームは、自由に運用ルールを決めることができるため、さまざまな用途で活用できます。たとえば、簡単な作業やちょっとしたミーティングで使えるようにしておくと便利。

自席以外で仕事ができるようにすると、気分転換になり、生産性の向上が見込めます。また、休憩室としてだけでなく軽い仕事もできるような空間にすることで、カジュアルなミーティングや応接、採用面接の場としても使えるでしょう。

2. 身体を休めるための設備

ソファー・ハンモック・マッサージチェア・ビーズクッション・仮眠スペースなど、身体を休めるための設備を用意することで、リラックス効果が高まります。

デスクワーク中心の仕事は、肩や腰に負担がかかりやすいため、ハンモックやマッサージチェアなどがあると従業員の健康増進を図れます。リフレッシュルームには、靴を脱いでくつろげる小上がりスペースや、プライバシーが確保できる仮眠スペースを設置することも可能です。

3. ドリンク設備・間食サービス

リフレッシュルームに、コーヒーマシンやドリンクバーを設置すると、気軽に利用してもらいやすくなります。コーヒーや紅茶に合う軽食を常備しておくと、さらに満足度は向上するでしょう。

おすすめは、カフェ気分が味わえるオフィスカフェの設置。バリスタが常駐する本格的なものから、コーヒーメーカーを設置した簡易的なものまで、バリエーションも豊富にあります。会社の規模やリフレッシュルームの広さに応じて、最適な手段を考えていきましょう。

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4. ユーモアと遊び心があるアイテム

ユーモアと遊び心があるアイテムを用意することで、従業員が気分転換しやすい空間を構築できます。具体的には、ボードゲーム・カードゲーム・トレーニング設備・健康器具・雑誌・マンガなどが挙げられます。これらのアイテムは、従業員同士のコミュニケーションツールとしても役立ちます。

リフレッシュルームを作るときに重視したいポイント

リフレッシュルームを作るときに重視したいポイントとして、下記3つを紹介します。

  1. コンセプトを明確にする
  2. 人通りが多い場所に設置する
  3. 執務スペースとまったく異なるデザインにする

これらのポイントを意識して、従業員にとって居心地の良い空間の構築を目指しましょう。

1. コンセプトを明確にする

リフレッシュルームは、自由度の高い設計が可能です。だからこそ、社内ヒアリングによってニーズを抽出し、コンセプトを明確にすることが大切です。

用途が曖昧なまま運用を開始してしまうのは、トラブルの原因となります。「完全に休憩室とするのか」「ミーティングスペースとしても活用するのか」など、リフレッシュルームの利用ルールを決めて、周知徹底しましょう。

2. 人通りが多い場所に設置する

せっかくリフレッシュルームを導入しても、従業員が気軽に使えなければ高い効果は見込めません。リフレッシュルームは、人通りが多く、アクセスしやすい場所に設置する必要があります。

採用面接や取引先とのミーティングスペースとして活用する場合は、エントランス近くに設置するのがおすすめです。

3. 執務スペースとまったく異なるデザインにする

リフレッシュルームは、執務スペースとまったく異なるデザインにすることで、オン・オフの切り替えがしやすくなります。たとえば、執務スペースが白や黒を基調としたシンプルなデザインの場合、リフレッシュルームはビビットなカラーを大胆に取り入れたポップな空間に仕上げると効果的でしょう。

すでにリフレッシュルームを導入している企業では、現状の課題から改善方法を検討することも重要です。「利用率が低い」という課題があるなら、原因を明らかにすることで、よりよい空間の構築につながります。

リフレッシュルームを導入しているオフィス事例

株式会社朝日ネット様

詳しくは以下のインタビューレポートをご覧ください。(ダウンロード無料)

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リフレッシュルームは、従業員の心身をリラックスさせる場として重要な役割を果たします。さらに、イノベーションを促進し、企業の魅力を発信する空間としても活用できます。リフレッシュルームの設置や見直しを考えている方は、ソーシャルインテリアにご相談ください。

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