オルガテック東京2023に見るオフィスの最新トレンドレポート

オルガテック東京はオフィス環境で使われる家具や各種素材、最新テクノロジーまで幅広いジャンルの最新トレンドが一同に集まるイベントです。

建築家や内装デザイナーといったオフィスのプロも注目している展示会で、世界で広まってきているオフィスの傾向を反映した製品も多く、これからのオフィスのあり方を知ることができる機会でもあります。

そこで、オフィス構築の専門であるソーシャルインテリアがイベントを通して見てきた、これからのオフィスで求められる要素や新しい時代を反映した製品をご紹介します。

オルガテック東京とは?

<alt>オルガテック東京2023バナー
引用:https://www.orgatec-tokyo.jp/

オルガテック東京は、ドイツ・ケルンで隔年に開催されている世界最大規模のオフィス専門の展示会”ケルン国際オフィス家具専門見本市”の関連イベントです。

ドイツで70年以上の歴史を誇るオルガテックが、初めて国外で展開されたのがオルガテック東京2022。

第2回目となるオルガテック東京2023は4⽉26⽇から28⽇まで東京ビックサイトで開催され、世界中から127社が出展し、3日間で26,000人以上が来場しました。

展示されるワークプレイスのカテゴリ

内田洋行ブース写真
提供:内田洋行

オルガテック東京で展示されるオフィス空間のプロダクトは、大きく次の4種類に分類されます。

家具オフィス家具、屋内外家具、エクステリア、ブース、什器など
オフィスデザインコンセプト、サステナブルシステムなど
設備床材、素材、音響、照明、会議設備など
技術ICT、アプリ、システム、サービスなど

ドイツではじまったオルガテックは家具を中心とした展示会でしたが、今では家具だけでなく、オフィス空間を構成する素材からサービスまで包括的な製品が揃うようになりました。

その流れはオルガテック東京にも及び、展示会場では最新オフィス家具に加えて、音響機器や床材、勤務管理を容易にするサービスまで、幅広いジャンルの製品が一度に見ることができる機会となっています。

今年のトレンドは「サステナブル」と「新様式」

オカムラブース写真1 
提供:オカムラ

オルガテック東京2023の各社ブースを見渡す中で、目立った傾向として次の2つが挙げられます。

◯サステナブル:国産材、再生素材、環境負荷の低い素材、再生可能な製品

◯新様式:アフターコロナの働き方に向けてコミュニケーションスペースの充実、来たくなるオフィス構築、多様な働き方に対応するオフィスづくり

従来のオフィス家具はデスクとチェアを従業員の人数分だけオフィススペースに配置することを前提に、手に入りやすい安価な量産素材を使用したシンプルなデザインの製品が主流でした。

サステナブルな素材の製品やコミュニケーションスペース向けの家具は、海外メーカーから発表されていたものの、国内メーカーでは展示会やPR向けのコンセプチュアルプロダクトに見られる程度で、実際のオフィスでは価格競争力のある汎用性の高い製品が採用されてきた実情があります。

しかし、コロナ禍で日本にもテレワークの波が押し寄せ、多くのビジネスパーソンがオフィスでなくとも働けるようになり、企業は従業員にオフィスへ来てもらうための意義を問われるようになりました
また、SDGsへの関心の高まりから、オフィス構築をCSR(企業が組織活動を行うにあたって担う社会的責任)の一環と捉え、価格一辺倒ではない環境を意識した製品を採用する企業が増えてきています。

これらの課題に応えるべく、各オフィス家具メーカーは今までにない製品を開発し、オルガテック東京で大々的に発表していたことが伺えます。

それぞれの傾向に対応するメーカーやプロダクトを見ていきましょう。

サステナブルな素材も多様化

OKAMURAブース写真2
提供:オカムラ

各ブースで取材を進めると、ほとんどの企業で「多くの案件でサステナブルは必ず求められるキーワードであり、SDGsや環境配慮に対応した製品はマストである」という声が聞かれました。

サステナブルへの関心の高まりに応えるために、オフィス構築においても環境負荷の低い素材を積極的に活用する企業が増えています。

オカムラのブース(※写真)では、廃漁網からできた素材”Re:net”を使用したチェアや、3Dプリンタを活用し材料や消費電力を抑えた”Up-Ring”などがサステナブルなプロダクトとして展示されていました。

今まで、生産性を重視した素材が広く用いられていたオフィス家具は、大きな変化の時を迎えているようです。

今注目の国産材が国内メーカーにも波及

ITOKIブース写真1

会場を見渡して際立ったのが「ナチュラルな木材の風合い」です。

実際に製品に触れてみると、よくある木目調の化粧板ではなく、本物の木の質感を生かした素材を突板や部品に使用していることに驚きました。

イトーキの国産天然無垢材を活用したやぐらシステム(※写真)や、国産材にフィーチャーしたKNSのビビッドな色合いのデスクは、木材に感性をプラスすることで、無機質なオフィス家具のイメージを一新してくれるでしょう。

さらに、国産材の産地にこだわるメーカーが増えており、プラスでは九州産のセンダンと呼ばれる成長の早い木材を製品に採用。環境面での持続可能性も追求しています。

また、カンディハウスは北海道産ナラ材に独自の接ぎ木技術を用いることで、細くて短い国産材特有の課題を解決し、会議用の長テーブルにも応用できる工夫がなされています。

飛騨産業では地域の杉材を活用したベンチ”stripe”を展示することで、企業や団体が日本各地のゆかりのある地域の素材を使うことができる実例を示しました。

このように、主に住宅用家具で用いられてきた国産材の製品が、国内のオフィス家具メーカーにも波及してきていることは注目に値します。

グローバルで広がる再生素材の活用

Wilkhahn展示ブース
引用:Orgatec Tokyo 2023|Wilkhahn

FSCのような認証木材は海外メーカーを中心に採用が進められてきましたが、さらにSDGsに一歩踏み込んだ素材として、海洋プラスチックから金属に至るまで、あらゆる素材をリサイクルする動きがグローバル規模で浸透しています。

サステナブルへの意識が高い海外メーカーの中でも、ドイツのウィルクハーン(※写真)は業界を牽引する存在で、”ヨンダ チェア”は約45%~70%にリサイクル素材を使用し、使用後も解体してほとんどの材を再生することが可能という徹底ぶり。

オカムラでは主力製品の”コンテッサ セコンダ”の座面クッションに、再利用可能なポリエチレン製クッションを採用したり、プラスでは”Rena”に植物由来のバイオマス生地を使用したりと、タスクチェアは効率重視からサステナブルへとトレンドが変化しています。

この流れはエクステリアにも波及していて、川島織物セルコンでは廃材を再利用するシステム”e-RECYCLED”のタイルやカーペットを展開し、世界最大のカーペットメーカーShaw Contractでは100%リサイクル可能な”Eco Solution Q”を訴求。

さらに、床材に使われる天然素材、リノリウムを突板に使用したアスプルンドのデスクが発表されるなど、各社とも、名実ともにサステナブル素材への本気度を感じさせる展示となっていました。

出社したくなるオフィスを創造する工夫

ITOKIブース写真2

コロナ禍でテレワークやノマドワークが普及したことで、オフィスは効率的に働く場所から、別の意味を持つスペースへと変わろうとしています。

オンラインを中心とした働き方で浮き彫りになったのが「人と人の接点でしか、イノベーションは生み出せない」ということ。

決められた課題をこなす分にはテレワークでも十分ですが、今までにないアイディアを思いついたり、煮詰まった時のブレイクスルーは人と人の会話で発生することが多く、変化を求められる時代には個の作業だけでは対応できないことも課題となっています。

さまざまな企業の経営層はこの認識に至り、オフィスに従業員を戻すためにあらゆる手段を講じて執務スペースの改変に動いています

自然と人が集まるスペースを演出

ニチエスのネストレスト

出社したくなるオフィスづくりは世界的にも顕著に見られる傾向で、オフィスでのコミュニケーションの重要性に気付いた海外メーカーが、いち早くラウンジ用のオフィス家具を取り揃えていました。

今回のオルガテック東京でも座り心地を重視したソファやラウンジチェア、さらにはアウトドア調のインテリアまで、これまでのオフィス空間ではあまり見られなかったような製品があちこちで見られ、オフィス家具と住宅用家具の垣根が無くなり始めています

くろがね工作所のテント型のブースパーテーションは、間仕切りよりもよりクローズドな雰囲気でミーティングができるアイテム。ちょっとした場所に設置できるので、コンパクトなオフィスでも活用できそうです。

会場でも一際目をひいたニチエスの”DEDON ネストレスト ラウンジャー”(※写真左)は、しずく型のカゴを吊り下げたような製品。屋外でも使用可能な素材を採用しているので、屋上庭園やバルコニーをミーティングスペースに変えてくれます。

ライオン事務器のアウトドアライクな”スコーグ”シリーズのロッキングチェアとパネルが置かれたコーナーや、グリーンが効果的に配置されたワークスペースを提案したアスプルンドの展示ブース(※写真右)は、自然の中にいるような空間でリフレッシュできそうな雰囲気。オフィスをコミュニケーションの場と捉え、効率重視から働く人がわざわざ来たくなるような居心地の良い空間へと変えてくれるでしょう。

オフィスの可変性を可能にするプロダクト

テセラブース写真
提供:テセラ

勤務場所を問わない働き方が一般化したことで、常勤の人数が減ってデスクのスペースを縮小したという話はよく聞かれます。

また、会議も密閉空間でのかしこまった形式よりも、よりカジュアルでオープンな環境でのミーティングが好まれるなど、オフィスに求められる機能も変動的になっています。

会社が作業と会議のための場所を担保するのではなく、環境や需要の変化があっても柔軟に対応できるように、フレキシブルさを兼ねたスペースにすることは、もはや急務です。

オカムラの”ライブス ポストビーム”は、建築工事を伴わない簡易施工で組み立て可能なフレームに、ディスプレイやホワイトボードを組み込んだパネルを設置し、会議の目的に応じて容易に移動できるフレームシステムを提案。

移動式製品のネックになっていた電源供給問題も、同社の持ち運びができるポータブルバッテリー「OC」をパネルと組み合わせることで解決しています。

リビング・モティーフのブースではスウェーデン発のリンテックスによる可動式パネル”モバイルライティングボード”が展示されていました。ゆるく開かれた空間に機能性を付加した間仕切りでスペースを都度つくっていくスタイルは参考にしたいアイディア。

ワークスペースに柔軟性を求めるなら、テセラのモジュラーファニチャー(※写真)がぴったり。共通のフレームを使用することで、事業の拡大や環境要因による在勤の縮小などがあっても、状況にあわせて簡単に執務スペースを増減させることができます。

オフィスビルの広々としたフロアに壁を作ってエントランス、執務室、会議室と分ける旧来型のスタイルから、働く人たちの多様なニーズに応える余白を残したオフィス構築が、これからのポイントとなりそうです。

多様な会議スタイルに対応する製品

ライオン事務器のデリカブース写真

出社の有無に関わらずミーティングが実施される昨今では、参加者がオンラインとオフラインのハイブリッドというケースも珍しくなく、オフィスにいてもオンラインで会議に参加できる環境は必須です。

特に人が多い場所でオンライン会議に参加すると、ハウリングや雑音といった音の問題が発生し、重要な会議ではストレスになることも。

そうした声を受けて、音をクリアにする必要がある会議や集中したい作業に適したフォンブースも選択肢が増えています。

海外製のフォンブースは為替や資材高騰の影響で高価格帯であったり、納品までに輸入の期間を要したりといったデメリットがありましたが、国内メーカーから日本市場にマッチした製品も登場しています。

ライオン事務器の”デリカブース”(写真)は除菌LEDダウンライトを組み込むことで、密閉空間に対する心理的ハードルを下げる工夫を施した新製品が登場。

関家具のスマートワーキングブースシリーズからは、遮音性・吸音性にすぐれた”KOLO”と”Milli”がフルラインアップで展示。さらに、ウッディーな内装にも馴染む、国産木材を多用した、スマートワーキングブースの新シリーズ”FOCUS”がラインアップに加わっていました。

提供:内田洋行

物理的にクローズドな空間を作るだけでなく、テクノロジーを活用してオープンスペースでも快適にオンライン会議が実施できる製品もあります。

内田洋行の高品質なオンライン会議を実現する「新ハイブリッド会議室」(※写真)は、参加者とディスプレイが対面するレイアウトに加え、複雑な会議用機器をワンタッチで準備できるICTシステムを活用することで、役員会議や海外とのミーティングのようなフォーマルさが求められる場面でも違和感なく対応できる設えになっています。

イトーキの”サウンドパラソル”はミーティングテーブルに取り付けられたスピーカーから限られたスペースに音を広げることで、音声を周囲に漏らさずにウェブ会議を実施可能。

会議スタイルの多様化にあわせて、オフィス内にオープン・クローズドなど複数のブースを設置することも検討したいですね。

ソーシャルインテリアが注目する受賞ブース3選

KOKUYOブース写真1

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ここからはオルガテック東京2023に集まった127社の中から、特に印象に残ったブースを紹介します。

どのブースでも製品をレイアウトするだけではなく、コンセプトやメッセージを強く打ち出して差別化を図る動きが見受けられました。

また、展示会という性質上、ブースに仮設で什器を設営して会期終了後は廃棄となるケースが多く、サステナブルをテーマにしながらも、展示会への出展そのものが持続可能な取り組みになっていないというジレンマがありました。

このことに着目した一部の企業では、展示で使用した素材のリサイクルに着手したり、展示内容にサステナビリティへの取り組みをレポートしているブースもいくつか見られました。

このことからも、展示会は製品単体を見せる場所から、企業の姿勢や取り組みを見せる場所へと変わってきているようです。

KOKUYOのともにつくるオフィス

コクヨの出展ブースと受賞したアワードロゴ
引用:ニュース|KOKUYO

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ベストプレゼンテーションAWARDを受賞したコクヨのブースは「いっしょにつくろう。」をコンセプトに、既製品の展示を極力省き、アイディアソースとなるモックアップや制作過程を見せる展示となっていました。また、実際の体験を通して家具作りの工程を身近に感じることができるワークショップも実施。

オフィス構築は空間に既製品を並べるものではなく、クライアントのニーズやなりたい姿にあわせて、メーカーとクライアントが一緒に創り上げていくものだという価値観を提案したことが、高い評価につながりました。

製品の裏側を魅せる住商インテリアインターナショナル

提供:住商インテリアインターナショナル

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ベストプレゼンテーションアワードで準グランプリを受賞した住商インテリアインターナショナルは、視覚的にサステナビリティに対する取り組みを見せる展示で目を引きました。

”裏側”を魅せると題したブースは、”Andreu World”と”Shaw Cntract”の製品をメインに配置しながらも、カーペットがめくれ上がった部分に再生素材や使用後のリサイクルをイメージさせるマテリアルを配置。

スポットライトを浴びる製品の背景には、様々な努力を重ねてサステナビリティを実現しているというストーリーを想起させる効果があります。

環境や持続可能性といった目に見えない要素を、デザインを工夫することでコンセプトをうまく伝え、自然と製品やブランドへの理解を深めることができた実例といえます。

キッチンをオフィスの中心にする by Interiors

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オフィスは作業場からコミュニケーションスペースへ、という大きな潮流にある中で、より斬新な切り口で提案を行っていたのがby interiorsのブース。

オフィス用としての最小限のシンクや冷蔵庫をボックス内に集約し、作業スペースにはエスプレッソマシーンやマグカップが置かれたキッチンを中心にオフィスレイアウトを提案しています。

オフィス家具の展示会でキッチンを主役にしたブースは意外性がありますが、キッチンは時間帯に応じて自然と人が集まれる場所で、だからこそ社内のコミュニケーションの場にぴったりだという気付きがあります。

キッチンで簡単な朝食をつまみながら今日の流れをすり合わせ、お昼の時間帯はチームのパワーランチに使い、午後はコーヒーを飲みながらディスカッション、一日の終りにはバーカウンターとしてチームのエンゲージメントを高める交流に使うなど、キッチンという存在は人と人をつなげることに一役買ってくれるでしょう。

オフィスにおけるバックヤード的な役割だったキッチンを、空間の中心に備えるという切り口は新しい働き方にフィットするアイディアかもしれません。

デザインが際立つ製品3選

Knollブース写真

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ここまではオフィス構築のトレンドやブースのコンセプトについて紹介してきましたが、最後に注目したい商品3選を紹介します。

ホームユースでは有名デザイナーの手掛ける傑作家具がもてはやされてきました。

しかし、オフィス家具は質実剛健なイメージがあり、デザイナーの名前が前面に出るプロダクトが表舞台に躍り出る機会は多くありませんでした。

世界的にも著名なデザイナーの家具は「あの人のデザインなら、一度は座ってみたい」と思わせてくれることもあり、昨今のオフィス回帰を促すきっかけとして、さまざまな企業で活用され始めています

伝説的デザイナー、マーク・ニューソンのタスクチェア

Newson Task

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プロダクトデザインのスーパースターとも言われるマーク・ニューソンが、らしさを全開にしたタスクチェアがKnollから発表されました。

日本に4脚しか存在しない”ニューソン タスク”チェアが、全てオルガテック東京に集結。

座面と背面が接しない独特の構造と、オーガニックなラインが特徴的な一台です。

ザハ・ハディドが生み出す曲線が美しい メタリックな木製チェア

Karimoku SEYUN Chairの写真

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ダイナミックな曲線を生かしたデザインが特徴的なザハ・ハディドのエッセンスと、木製家具のパイオニアとして高い技術力を誇るカリモク家具がコラボレーションした”SEYUN Chair”。

座面、背面、脚部を複雑に組み合わせながら、デザインと強度を保っていて、ひと目見た時に「木材なのか金属なのか?どこがどうなっているのか?」という疑問が次々と湧いてきます。

改めて、意外性と新しい発見をもたらすデザインを、実際の製品になし得たカリモク家具の技術力の高さに思わず唸ってしまいます。

国産材にこだわりながらも、製品としての仕上がりはまるで金属製品を思わせるメタリックな質感で、どこを切り取っても意外性に富んだ一脚です。

意表を突くデザインはフィリップ・スタルクにお任せ

#デザイン家具 #デザイナーズオフィス家具 #AndrewWorld #フィリップスタルク

Andrew Worldでサステナブルな製品を発表し続けてきたフィリップ・スタルクですが、今回”Adela Rex”と”Solo Chair”という木製チェアを展示することで、木材の新たな可能性を打ち出しています

アフターコロナの働き方に対して「仕事のための特別な製品は不要で、仕事をする上で座る椅子は関係ない」と語るスタルクらしい、斬新なフォルムのチェアが展示されていました。

特に”Adela Rex”は100%木材をコンセプトに、ネジや金具を使わずに3つのパーツを組み合わせる画期的な構造。

直線的で素朴さが特徴だった木材が、合板や成形といった加工技術が進化したことで、デザイナーの感性とサステナビリティを両立する素材に昇華したことが見て伺えました。

オルガテック東京は半歩先のオフィスを構築するアイディアの宝庫

飛騨産業ブース写真

ここまでオルガテック東京2023で見られた特徴的な項目について紹介してきました。

これからのオフィス構築に求められる要素を整理すると、次のような傾向が見て取れます。

▢ オフィスはCSR(企業が組織活動を行うにあたって担う社会的責任)を実践する場所
▢ サステナビリティは必須項目になりつつある
▢ 木材を多用した空間がトレンドに
▢ 日本の国産材は今注目の素材
▢ 再生素材はあらゆるマテリアルへと波及
▢ オフィスは作業場からコミュニケーションの場へ
▢ 来たくなるオフィスをあえてつくる工夫
▢ 変化に対応できるフレキシブルなオフィス
▢ ハイブリッド会議に対応する最新ツールの活用

これらの項目を全て汲むのではなく、自社のオフィスに必要な要素をピックアップして、最適なプロダクトやサービスを採用することが求められるでしょう。

ソーシャルインテリアではオルガテック東京をはじめとして、各メーカーと密に情報交換を行うことでオフィスインテリアの最新トレンドや商品情報を常に収集しています。

既存のオフィスが抱える問題を、スペースプランニングという視点から提案できるデザイナーが常駐し、企業の課題や希望をもとにレイアウトの段階から企画。

単なる製品の手配ではなく、各オフィスに最適なソリューションを提案することが可能です。

この記事で紹介した製品をオフィスに採用してみたいとお考えの方は、お気軽にソーシャルインテリアまでご相談ください。