商品バリエーションの豊富さがいちばんの魅力

オフィス環境をトータルにデザイン・サポートする、ヤマトオフィスクリエイト株式会社様の新オフィスにおいてエントランスデザインとサブスク家具の導⼊をいたしました。


PM : Hitoshi Noda (SOCIAL INTERIOR)
Design : Reception/Meeting room – YAMATO OFFICE CREATE CO.,LTD × Natsuki Mizuno (SOCIAL INTERIOR)
     Office area – YAMATO OFFICE CREATE CO.,LTD


ヤマトオフィスクリエイト株式会社 取締役副社長 木元 麻斗香 様

オフィスデザイン事務所同士のコラボレーション

創業45周年を迎えた頃から、YAMATOの新しい”オフィス創り”を構想してきました。

YAMATOが創る、YAMATOらしい”オフィス”を求めて、物件を探していた所、
以前は「倉庫」として利用されていた、こちらの物件と出会いました。

無機質で何もない「倉庫」だったこの空間をリノベーションするにあたって、
大きく二つの想いをもちながら、空間デザインをしていきました。

1)スタッフのモチベーションが上がるような”遊びこころ”と”働きやすさ”をテーマにした空間をつくりたい
2)来訪されるお客様の期待を高める”ショールーム”のような空間をつくりたい

この思いを実現させる為に、今回ソーシャルインテリアさまにデザインコラボとサブスク家具の導入を相談させて頂きました。

はじめは協業としてのお話をしておりましたが、何事も経験してみないとわからないことも多いため、自分たちがまず体験してみようと思っていたところで、弊社の移転計画があったのがご相談のきっかけとなりました。
私たちも直接家具を購入していただく形で提案を行っていますが、お客様へ納品をする際に、固定資産に計上しなければならないということはよくお聞きしていました。そこで、ソーシャルインテリアさまのスタイルがはまるのではと感じています。

『One for all All for one』を軸に、皆で作り上げる

私たちは、約10年前から月2回のランチミーティングを開催しています。そこでは、企業理念、行動指針、スローガン全てをスタッフと作っていて、ランチミーティングはみんなで唱和してスタートします。
常に、”皆で作り上げる会社”という部分を社員に響かせている、とても熱い会社です。

 **YAMATO行動指針五か条**

 常に挑戦し続け 失敗を恐れない。
 お客様の声に徹底してこだわる。
 人を大切にし、信頼しあえる関係を築く。
 笑顔が溢れる環境をつくる。
 ひとり はみんなのために、みんなは ひとり のために!

また、よく使う言葉に『One for all All for one(一人はみんなのために、みんなは一人のために)』があります。
これは、社長が学生時代にラグビーをやっていたので、”チームワーク”を表わすこの言葉をYAMATOの行動指針として用いています。人数が少ない中でたくさんの案件を同時進行させていくには、1人で抱えるのではなくみんながアシストに入る、そういったフォローし合うスタイルが、ラグビーに似ています。

こういった背景から、フロントサインについては、『One for all All for one』という言葉を中心に、自分たちの行動指針を入れたアートプレートにしました。社名のサインは表の玄関にもあるため、中に入ってからも同じようなサインを配置するよりは、社員だけのサインを作りたかったからです。

そして、サインを貼る壁を塞ぐ前に、タイムカプセルのように、メンバー1人ずつに壁の中に想いを書いてもらいました。
キーワードとしては、”笑顔”が多かったように思います。この思い出はメンバー1人1人の記憶に刻まれているので、「新しい事務所は笑顔あふれる環境にしましょう」という気持ちをいつも持ち続けています。

コラボレーションで新しい風を

ソーシャルインテリアさまには、お客様の動線である「エントランス」から「会議室」についてデザイン提供をお願いしました。

『YAMATO行動指針五か条』は、日本語で書かれたタオルを作っていることもあり、今回のサインについては、ソーシャルインテリアさまから「アートのような感じで入れてはどうか?」というヒントをいただきました。
いくつかいただいた提案について、ランチミーティングで「どれがYAMATOらしい?」と皆で話し合うところから、コラボレーションの取り組みがスタートしました。
結果として、英語のカジュアルなデザインで、よく空間に馴染んでいます。

エントランスのデザインテーマも自分たちで考えてはいましたが、同じ人が考えると、以前お客様へ提案したものと同じような雰囲気になってしまいます。
そこで、何か新しい風をいれたいと思っていたところ、壁材は、コーヒーの粉が入った今のSDGsの時代にふさわしいような、サイディング材を使用したものをご提案いただき、そのまま採用しました。
新しく斬新なデザインを求めていたところで、そういった提案があり、そこから信頼が生まれています。

また、会議室についても、壁紙の貼り分けをして奥行きのあるような内装提案をいただきました。
広島はローカルなのでデザインもマンネリ化してくるのですが、「デザインは新しいアイデアをどれだけ吸収できるか」だと思っています。そこでソーシャルインテリアさまの提案を取り入れ、上手くコラボレーションされたと感じています。

おかげさまで 2021年9月から、新たなこのオフィスで、お客様の期待に応えられる新しい”YAMATO”をスタートさせています。
みんなとても過ごしやすく心地よい空間だと喜んでいます。ありがとうございました。

商品バリエーションの豊富さがいちばんの魅力

今回は、執務チェアを全てサブスクし、13脚をメーカーも品番も全て違う種類でバラバラにしました。

弊社でも什器を取り扱っていますが、これだけの種類の椅子を1脚から取り揃えられるというのはすごいことです。
椅子1脚のために、問い合わせて直接取引するのは難しく、カタログを調べるのも一苦労です。
私たちにはない数多くのアイテムの中からチョイスしてご提案いただけるのはとてもありがたく、ソーシャルインテリアさまのいちばんの強みだと思います。

自社で仕入れるより、価格は少し高くはなっているものの、月額の設定がうまくされていているため気になりません。

物を大事に扱ってほしいという想い

何より良かった点は、メンバーがチェアを大事に使っていることです。
以前のチェアは、多少の経年劣化はあるものの、傷つけてしまったり汚してしまったりと、何脚か買い替えをしていました。
新しいオフィスは、お客様にも椅子に座ってもらえるよう、ショールーム化させたいと思っていたので、「執務スペースにもお客様が来て自分たちの椅子も座るんだ」という緊張感が皆に生まれました。
借り物だからとチェアはきちんと使ってくれているし、デスク上も常に綺麗に保たれています。

ヤマトオフィスクリエイト株式会社について

ヤマトオフィスクリエイト株式会社は、オフィスの設計・施工からオフィス移転、原状回復工事まで、オフィス環境をトータルにデザイン、サポートしている会社です。
わたしたちは、オフィスビルのみならず、複合施設まで幅広く対応いたします。綿密なヒアリングをもとに必要と思われる機能や性能を検討し、お客様にとって快適な空間・動線に合わせた最適なゾーニングを提案します。
わたしたちのモットーは、”主役はあくまでもお客様”です。お客様の夢や思いまでも丁寧にくみ取り、共に空間を創り上げていくことを大切にしています。これからも、私たちはお客様の夢や思いをカタチにすべく、誠心誠意、日々努力してまいります。

Azusa
Kurabayashi

編集後記(広報担当より)

WEBサイトも一見はクリエイティブな設計事務所、でも文章をよく読んでみると、形ばかりではない、熱い想いを感じることができるのが印象的でした。一見シックでおしゃれなオフィス空間に散りばめられた、チームの闘志を感じる遊び心の数々は印象通り。お話をしていてとてもワクワクしました!ありがとうございました。ソーシャルインテリアとしても新たなチャレンジを重ねる中で、サブスクリプションスキームとデザイン提案の両面で評価いただいたのが嬉しいです。