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PROJECT株式会社セキュア
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CATEGORYオフィス構築
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YEAR2023
社員が出社したくなるような”仕切り”のないオフィス
株式会社セキュア 様
- CATEGORY
- オフィス構築
- YEAR
- 2023
- MEMBER
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Project Management: Yuhei Yagi
Design : Natsuki Mizuno
INTERVIEW
インタビュー執行役員 CHRO 關 裕 様、人事総務部 副部長 深尾 之博 様
社員が出社したくなるような”仕切り”のないオフィスを作りたい
元々弊社の営業部隊や管理部門は新宿のオフィス、技術検証部隊やカスタマーセンターは多摩のセキュリティシステムラボ、というように部署ごとに事業所が分かれていました。
そのため、コミュニケーションの手段が電話やオンラインミーティングに限定されてしまい、部署間のコミュニケーション不足を感じていました。そんな時に、色々なタイミングも重なり増床を検討し始めました。
リモート勤務が始まってから、ずっと家にいることで気分が落ちてしまう社員や、上司に相談したいことがあるのにクイックにコミュニケーションが取れず、ストレスに感じていた社員もいたと思います。増床して新しいオフィスにする際は部署・役職など関係なく、社員皆が出社したくなるような仕切りの無いオフィスにしたいというのが我々の想いとしてありました。
オフィスの中心が、あらゆるコミュニケーションの場に
総勢120名が集まる全社会議や、朝の部署ごとのミーティングでも中央のスペースを使っています。
オフィシャルなミーティング以外でも、社員同士がカジュアルな会話をしている姿もよく見かけるので、ただ会議ができるスペースというだけでなく、コミュニケーションの活性化にも大いに役立っている空間だと感じています。極力パーテーションを立てずにフロア一面見渡せるようなオフィスにしたいというコンセプトがあったので、オフィス中央のエリアは弊社のオフィスレイアウトを考えるうえで大事なポイントでした。業務だけでなく歓送迎会やちょっとしたカジュアルパーティなどのイベントごとにも使える場所にしたいと、増床プロジェクトが始まる前からこだわっていたので、理想的なスペースができたことを嬉しく思っています。
会社のフェーズに合わせて、可変性のあるオフィスを選択
貴社を選んだポイントはレスポンスの速さと、こちらの意図を汲んでくださる対応力・提案力の高さです。
あらかじめある程度要望を伝えていたのですが、要望をしっかりと押さえたうえでプラスαの素敵な提案をしてくださったのが印象に残っています。
また、これから人数が増えていったときにも、可変性のあるレイアウトを提案をしてくださったことは弊社の今のフェーズをしっかりとご理解いただいているなと感じました。わからない部分は曖昧にせず、細かく質問してくださったこともあり、私たちの元々抱いていたオフィスイメージと御社のご提案にズレが生まれなかったのもありがたかったです。
カジュアルに話せる場所と雰囲気の提供が重要
今回の増床・レイアウト変更により、導入の目的でもあったコミュニケーション不足が解消されているのがはっきりと感じられました。
中央に開けたスペースがあるのはもちろん、スタンディングデスクや1on1ブースの設置などコミュニケーションがとりやすくなるような工夫がピッタリとはまったと感じております。
かっちりとした会議は会議室で、ちょっとした相談はオープンスペースで、というようにケースバイケースで使う場所を選択できるようになったのも良かったです。
また今回の増床・レイアウト変更で再認識したのは、対面のコミュニケーションで得られるメリットが非常に多いということと、皆立ち話や些細な会話がこんなに好きなんだなということです。
私が自席に座った状態で社員の話を聞くのと、一緒にソファに座ったり、スタンディングデスクに肘をついてカジュアルに話をするのとでは、相談のしやすさが全然違ってきます。
カジュアルな話をしやすい場所を従業員に提供することが、社内のコミュニケーションを活性化させる近道になると感じております。
さらなるアップデートを目指して。社外にも共有できるオフィスを
柔軟で可変性のあるレイアウトをご提案いただいたので、しばらくはこのまま社内で工夫しながらオフィスを使っていこうかと思っています。次回オフィスに手を加えるタイミングがきたら、グリーンをもう少し増やしたり、より遊びのある空間にすることを検討中です。弊社のコーポレートカラーのオレンジとグリーンを合わせると、よいバランスになりそうです。
また、今後はオフィスをよりデジタルな空間にアップデートしていきたいと思っております。
弊社のプロダクトを絡めて空間をデジタル化していくことで、お越しいただいた社外のお客様にもご提案できますし、我々の中でも様々な気付きや新たなアイディアが生まれるはずです。